2025.10.08

【2025年最新版】5分ですべてわかる!主要5大挙式スタイル完全ガイド(教会式・人前式・神前式・仏前式)


【2025年最新版】5分ですべてわかる!主要5大挙式スタイル完全ガイド(教会式・人前式・神前式・仏前式)


結婚式の準備を始めるとき、多くのカップルが最初に考えるのが「どんな挙式にしたいか」ということ。


しかし、ひとくちに「挙式」と言っても、教会式、神前式、人前式…と種類が多く、「何がどう違うの?」「私たちにはどれが合っているの?」と悩んでしまいますよね。


ご安心ください!


この記事では、現在主流となっている5つの挙式スタイル「チャペル教会式」「チャペル人前式」「宴内人前式」「神前式」「仏前式」について、それぞれの特徴から費用、メリット・デメリットまで、どこよりも分かりやすく解説します。



 


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この記事を読めば、お二人にぴったりの挙式スタイルが必ず見つかります。


【早見比較表】一目でわかる!5大挙式スタイルの特徴


まずは全体像を掴むために、各スタイルの特徴を比較表で見てみましょう。


■チャペル教会式


誓う相手:キリスト教の神


宗教:キリスト教


主な場所:チャペル


主な衣裳:ウェディングドレス


費用相場:20~30万円


こんなカップルにおすすめ:王道、ロマンチック、憧れ


 




 



■チャペル人前式


誓う相手:ゲスト


宗教:なし


主な場所:チャペル


主な衣裳:ドレス・和装どちらも可


費用相場:15~25万円


こんなカップルにおすすめ:自由、オリジナル、雰囲気重視


 



■宴内人前式


誓う相手:ゲスト


宗教:なし


主な場所:披露宴会場


主な衣裳:ドレス・和装どちらも可


費用相場:10~20万円


こんなカップルにおすすめ:アットホーム、おもてなし、合理的


 





■神前式


誓う相手:神道の神々


宗教:神道


主な場所:神社


主な衣裳:白無垢・色打掛


費用相場:15~30万円


こんなカップルにおすすめ:伝統、和装、厳か、家族の結びつき


 



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■仏前式


誓う相手:仏様・ご先祖様


宗教:仏教


主な場所:寺院・自宅


主な衣裳:白無垢・色打掛


費用相場:10~25万円


こんなカップルにおすすめ:ご先祖様との繋がり、縁、落ち着き


※費用相場は挙式のみの目安です。会場や日取りによって変動します。


それでは、ここから各スタイルを一つずつ詳しく見ていきましょう。




【Part 1:チャペル教会式|永遠の愛を誓う、憧れの王道スタイル】


 



 


キリスト教の教えに基づき、チャペルで神に永遠の愛を誓うスタイル。バージンロードやステンドグラスなど、多くの人が「結婚式」と聞いてイメージする、最もポピュラーな形式です。


・式の流れ:


聖歌隊の歌声に包まれながら、新婦が父親とバージンロードを歩き入場。牧師(または神父)の前で誓いの言葉を述べ、指輪の交換、ベールアップ、誓いのキス、と感動的な儀式が進みます。


・メリット:


・誰もが憧れるロマンチックな雰囲気を味わえる。


・写真や映像が非常に美しく映える。


・親や親族にも受け入れられやすい。


・デメリット:


・儀式の内容は決まっており、オリジナリティを出すのは難しい。


・本格的な教会の場合、信者でないと挙げられない、制約が多いなどのケースもある。


・こんなカップルにおすすめ!


✅ ウェディングドレスでバージンロードを歩きたい!


✅ 映画のようなロマンチックな式にしたい


✅ 感動的で厳かな雰囲気を大切にしたい




【Part 2 & 3:人前式|ゲストが証人!自由でアットホームな現代スタイル】


 



人前式は、神仏ではなく、これまでお世話になった大切なゲストの前で結婚を誓い、証人になってもらうスタイルです。宗教色が一切なく、場所や進行、演出を自由に決められるのが最大の特徴。近年、この人前式を選ぶカップルが急増しています。


場所によって主に2つのタイプに分かれます。


① チャペル人前式


チャペルの神聖な雰囲気はそのままに、宗教色のない自由な人前式を行うスタイル。「チャペルの雰囲気は好きだけど、形式ばるのは苦手」というカップルの願いを叶える、まさに"いいとこ取り"の形式です。


② 宴内人前式


披露宴会場の中で挙式も行うスタイル。ゲストは自分の席に座ったまま、挙式と披露宴の両方に参加できます。ゲストの移動負担がなく、挙式後すぐにパーティーを始められるため、非常に合理的でアットホームな一体感が生まれます。


・人前式のメリット:


・誓いの言葉や演出など、すべてを自分たちらしくアレンジできる。


・ゲスト参加型の演出(リングリレー、結婚証明書への署名など)で一体感が生まれる。


・会場使用料などを抑えられ、費用が比較的リーズナブル。


・人前式のデメリット:


・自由な分、内容を自分たちで企画し準備する必要がある。


・親世代の中には、カジュアルすぎると感じる方がいるかもしれない。


・こんなカップルにおすすめ!


✅ オリジナリティあふれる結婚式にしたい


✅ ゲストと一緒に楽しめる、アットホームな時間にしたい


✅ 堅苦しい雰囲気は苦手




【Part 4:神前式|日本の伝統美が光る、厳かな和のスタイル】


 







 


神社の神殿にて、八百万の神々に結婚を報告し、誓いを立てる日本古来の伝統的な挙式スタイル。白無垢や色打掛、紋付袴といった和装が映える、凛とした空気が魅力です。


・式の流れ:


雅楽の音色が響く中、神職や巫女に導かれて境内を進む「参進の儀」から始まります。祝詞奏上(のりとそうじょう)、夫婦の永遠の契りを結ぶ「三三九度(さんさんくど)」など、古式ゆかしい儀式が執り行われます。


・メリット:


・白無垢などの伝統的な和装が着られる。


・厳かで神聖な雰囲気の中、身が引き締まる思いで式に臨める。


・「家と家」の結びつきを重んじる儀式が多く、両家の絆が深まる。


・デメリット:


・基本的に参列は親族のみ、と人数が制限される神社が多い。


・神殿には冷暖房がない場合や、バリアフリーに対応していない施設もある。


・こんなカップルにおすすめ!


✅ 日本の伝統や文化を大切にしたい


✅ 艶やかな白無垢や色打掛に憧れる


✅ 家族の結びつきを重視した式にしたい


 


【Part 5:仏前式|ご先祖様に見守られ、来世までの縁を誓う】


仏様とご先祖様の前で結婚を報告し、二人が出会えた「縁」に感謝する挙式スタイル。先祖代々のお墓がある菩提寺(ぼだいじ)や、縁のある寺院で行うのが一般的です。


・式の流れ:


僧侶を先頭に入堂し、仏様とご先祖様への報告、夫婦の誓い、数珠を交換する「念珠授与」などが行われます。式の後は僧侶から心に響く「法話」をいただくことも。


・メリット:


・ご先祖様に見守られながら、心穏やかに式を挙げられる。


・「家」の繋がりを深く感じることができる。


・まだ珍しいスタイルなので、ゲストの印象に残りやすい。


・デメリット:


・馴染みが薄いため、参列者が戸惑う可能性がある。


・どちらかの家がその宗派の檀家(信徒)であることが基本となる場合が多い。


・こんなカップルにおすすめ!


✅ ご先祖様との繋がりや「縁」を大切にしたい


✅ 実家がお寺、または仏教に深く帰依している


✅ 他の人とは違う、落ち着いた式を挙げたい




【まとめ:後悔しない!お二人にぴったりの挙式スタイルの見つけ方】


ここまで5つの挙式スタイルをご紹介しましたが、いかがでしたか?


最後に、お二人にぴったりのスタイルを見つけるための4つの質問をします。


Q1. 誰に結婚を誓いたいですか?


(神様/ゲスト/ご先祖様)


Q2. どんな衣裳が着たいですか?


(ウェディングドレス/和装)


Q3. どんな雰囲気の式が理想ですか?


(ロマンチック/アットホーム/厳か)


Q4. 結婚式で一番大切にしたいことは何ですか?


(憧れの実現/ゲストへのおもてなし/伝統や家族の絆)


この質問への答えを二人で話し合えば、自然と理想の挙式スタイルが見えてくるはずです。どの形式にもそれぞれに素晴らしい魅力があります。ぜひお二人でじっくり話し合って、心から満足できる最高の1日を迎えてくださいね。


つばさ

神社挙式・和婚ウェディングプランナー。地元にある神社の御祭神を先祖に持つ家系に生まれ、神道と関わりを持って育つ。知識や経験を活かし年間400組以上のウェデイングをお手伝いしています。伊勢神宮・靖國神社の崇敬会にも所属。この記事では神社・和婚の素晴らしさを分かりやすく伝えて参ります。