【和婚の流れ】神前式の儀式・手順を完全解説!三三九度や玉串奉奠の意味もわかる
タイトル:【和婚の流れ】神前式の儀式・手順を完全解説!三三九度や玉串奉奠の意味もわかる
白無垢に身を包み、日本の伝統的なスタイルで愛を誓う「和婚(神前式)」。
その厳かで凛とした雰囲気は、近年多くの花嫁様から支持されています。
しかし、教会式(チャペル)に比べて馴染みが薄いため、「儀式の流れがよく分からない」「作法を間違えたらどうしよう」と不安に思う方も多いはず。
ご安心ください。神前式の所要時間は約20分〜30分ほど。
儀式の一つひとつには、夫婦や家族の絆を深める素敵な意味が込められています。
今回は、一般的な「神前式の当日の流れ」と、「儀式の意味・作法をステップごとに分かりやすく解説します。

1. 参進の儀(さんしんのぎ)
〜花嫁行列で神殿へ〜
挙式の始まりは、神職と巫女に導かれ、新郎新婦と両家の親族が列を作って神殿へと歩む「参進」から始まります。
「花嫁行列」とも呼ばれるこの儀式。
一歩一歩、境内の砂利を踏みしめながら歩く時間は、気持ちを整え、厳粛な気持ちへと切り替えるための大切なプロセスです。
2. 修祓(しゅばつ)
〜心身を清める〜
神前に進んだら、まずは全員起立して頭を下げます。
神職が「大幣(おおぬさ)」と呼ばれる白い幣(ぬさ)を振り、新郎新婦と参列者の心身の穢れ(けがれ)を祓い清めます。
神様にご挨拶をする前の、最初の大切な準備です。
3. 祝詞奏上(のりとそうじょう)
〜神様への結婚報告〜
斎主(さいしゅ=神職の長)が神前に進み、神様に対して「ふたりの結婚」を報告します。
「この二人が夫婦となり、幸せな家庭を築いていけますように」とお祈りをする儀式です。
新郎新婦は頭を下げて、その言葉を静かに聞きます。
4. 三献の儀(さんこんのぎ)
〜三三九度で固める契り〜
いわゆる**「三三九度(さんさんくど)」**です。
大・中・小の3つの盃(さかずき)で、御神酒(おみき)を飲み交わします。
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小盃(過去): 先祖への感謝
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中盃(現在): 二人の誓い
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大盃(未来): 子孫繁栄と家門の存続
この3つの盃を、それぞれ3回で(口をつけ、最後に飲み干す)いただくことで、夫婦の契りを固めます。
※お酒が飲めない方は、口をつける真似(空杯)だけで構いません。
5. 誓詞奏上(せいしそうじょう)
〜誓いの言葉を読み上げる〜
新郎新婦が神前に進み、**「誓詞(せいし)」**と呼ばれる誓いの言葉を読み上げます。
基本的には新郎が読み上げ、最後に自分の名前を述べた後、新婦も自分の名前を添えます。
二人で声を合わせて読む場合もあります。
【ポイント】
紙を見ながらで大丈夫です。焦らず、ゆっくりと、心を込めて読むことが大切です。
6. 玉串奉奠(たまぐしほうてん)
〜神様と心を結ぶ〜
神前式で最も重要とされる儀式の一つです。
「玉串(たまぐし)」とは、榊(さかき)の枝に紙垂(しで)をつけたもの。
これを神様に捧げることは、**「神様とご縁を結ぶ(握手をする)」**という意味があります。
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玉串を受け取る
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時計回りに回して、根元を神様に向ける
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お供えして、二礼二拍手一礼を行う
作法は事前に巫女さんが教えてくれるので、覚えきれなくても心配いりません。
7. 指輪の儀(ゆびわのぎ)
〜永遠の証を交換〜
昭和に入ってから取り入れられた比較的新しい儀式です。
キリスト教式と同様に、お互いの左手薬指に結婚指輪を交換します。
「和婚だから指輪交換はできないの?」と心配される方もいますが、ほとんどの神社で実施可能です。
8. 親族盃の儀(しんぞくさかずきのぎ)
〜両家の絆を結ぶ〜
最後に、両家の親族全員が起立し、巫女が注いだ御神酒を一斉に飲み干します(親族固めの盃)。
これにより、新郎新婦だけでなく、**「両家同士の絆」**も固く結ばれたことになります。
神前式が「家と家の結びつき」を重視すると言われる所以(ゆえん)です。
9. 退下(たいげ)
〜晴れて夫婦として〜
神職に続いて、ご本殿から退場します。
これで神前式は無事に終了です。
この後、境内で集合写真を撮影したり、披露宴会場へ移動したりします。
■ まとめ:作法よりも「心」が大切
「覚えることがたくさんあって大変そう…」と思われたかもしれません。
でも、当日は神職や巫女がそばについて、「次はあちらへ」「今、一礼を」と丁寧にサポートしてくれます。
形を完璧にこなすことよりも、一つひとつの儀式の**「意味」**を感じながら、神様とパートナーに誠実に向き合うこと。
それこそが、和婚において最も大切なことです。
静寂に包まれた神社で、日本の伝統を感じながら、永遠の愛を誓う。
そんな特別な時間を、ぜひ体験してください。
