【2026年】和婚の費用相場は?神前式+食事会(家族婚)の内訳
和婚の家族婚、費用相場は60〜150万円が目安
白無垢や色打掛をまとい、厳かな神社で行う「和婚」。日本の伝統美あふれる結婚式に憧れつつも、「費用が高そう…」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
親しい家族だけで心温まる時間を過ごす「家族婚」であれば、その心配は杞憂かもしれません。結論から言うと、神前式と家族だけの食事会を組み合わせたスタイルなら、招待人数10名で60万〜150万円が費用相場です。これは、一般的な結婚式の平均費用(約292万円 ※ゼクシィ結婚トレンド調査2023)と比べ、大幅に費用を抑えられることを示しています。
「和婚は高い」というイメージを覆し、予算内で理想の一日を叶えることは十分可能です。
「和婚は高い」というイメージの背景
和婚が高額に思われがちなのは、白無垢や色打掛といった和装のレンタル費用や、神社へ納める挙式料(初穂料)が、洋装の結婚式とは異なる費用項目として目立ちやすいからです。
しかし、結婚式の総額で最も大きな割合を占めるのは、飲食代や引出物といった「ゲストのおもてなし費用」です。招待人数を家族中心に絞ることで、全体の費用は大きくコントロールできます。憧れの和装や格式ある神社での挙式を叶えつつ、全体の費用は賢く抑える。それが、和婚の家族婚スタイルが持つ大きな魅力です。
この記事では、多くの方が知りたい**「和婚の費用相場はいくら?神前式+食事会(家族婚)のリアルな内訳」**という疑問に、具体的な数字でお答えします。
- 神前式と食事会のリアルな費用内訳
- 費用を左右する5つのポイントと節約術
- 見積もり取得後のチェックポイント
この記事を読めば、理想の和婚を予算内で実現するための、具体的な計画を立てられるようになります。
和婚(神前式+食事会)の費用内訳を項目別に解説
和婚の費用は、大きく「神前式にかかる費用」と「食事会にかかる費用」の2つに分けられます。何にいくらかかるのかを正確に把握することが、予算計画の第一歩です。
神前式にかかる費用
神社で執り行われる儀式に関する費用です。
初穂料(はつほりょう):5万~20万円
神社に納める挙式料です。神社の格式や規模、雅楽の生演奏や巫女の舞の有無などによって金額が変動します。衣装(新郎新婦):20万~50万円
新婦の白無垢や色打掛、新郎の紋付袴のレンタル費用です。衣装の素材やデザインで価格は大きく変わります。一般的に、豪華な刺繍が施された色打掛の方が高額になる傾向があります。美容着付け・ヘアメイク:5万~15万円
新郎新婦の着付けと新婦のヘアメイクにかかる費用です。日本髪のかつらをレンタルするか、地毛で結う洋髪スタイルにするかで料金が変わります。リハーサルメイクの有無も確認しましょう。写真・映像撮影:5万~20万円
挙式中のスナップ写真や集合写真の撮影費用です。カメラマンの指名料やアルバム作成費は別途かかることが多く、映像(ムービー)撮影を依頼する場合はさらに費用が加算されます。

食事会にかかる費用
挙式後、家族と和やかな時間を過ごす食事会の費用です。この部分が総額を大きく左右します。
会場費:3万~10万円
料亭やレストランの個室使用料です。料理代金に含まれていたり、一定金額以上の利用で無料になったりする場合もあります。料理・飲み物:1人あたり1.5万~3万円
ゲストをもてなす中心となる費用で、総額に直結します。料理のコース内容やフリードリンクの種類によって変動し、和婚では格式高い懐石料理が選ばれることが多いです。装花・テーブルコーディネート:3万~10万円
会場を彩る装花やテーブルクロスの費用です。季節の花や和のテーマに合わせたコーディネートなど、こだわりを反映させやすい分、費用も上がりやすいポイントです。
見落としがちな「その他費用」
上記の主要項目以外にも、以下のような費用が発生する可能性があります。事前にリストアップし、予算に含めておきましょう。
- 親族の衣装レンタル・着付け代
- 遠方ゲストへのお車代(交通費)・宿泊費
- 引出物・引菓子代
- 介添人(アテンド)費用
費用を賢く抑える5つの節約術と人数別モデルケース
費用内訳を見て、「思ったより高い」と感じた方もいるかもしれません。しかし、ポイントを押さえれば、費用を賢く抑えつつ理想の和婚を叶えられます。こだわりたい部分とそうでない部分にメリハリをつけることが大切です。
和婚の費用を抑える5つのポイント
日柄(六輝)や曜日を検討する
人気の「大安」「友引」の土日祝日は料金が最も高く設定されています。一方、「仏滅」や平日は割引プランが用意されていることが多く、数十万円単位で費用を抑えられる可能性があります。ご家族の理解が得られるなら、日柄にこだわらない選択は賢い節約術です。衣装の選び方を工夫する
衣装代は費用の中でも大きな割合を占めます。神社や会場の提携店だけでなく、外部のレンタルショップも検討しましょう。品揃えが豊富で、より安価なプランが見つかることがあります。ただし、外部からの衣装には「持ち込み料」がかかる場合が多いため、総額で比較検討することが重要です。ペーパーアイテムを手作り(DIY)する
招待状、席次表、席札といったペーパーアイテムは、手作りすることで費用を大きく節約できる項目です。おしゃれなテンプレートや素材も豊富にありますが、準備に時間がかかるため、スケジュールに余裕を持って取り組みましょう。装花にメリハリをつける
会場を彩る装花は、こだわり始めると費用が上がりやすいポイントです。旬の花を選ぶ、安価なグリーン(葉物)を効果的に使う、ゲストテーブルは控えめにしてメインテーブルを豪華にするなど、予算配分を工夫するのがおすすめです。「神前式+食事会」のセットプランを活用する
神社と提携している料亭やホテルには、挙式と食事会がセットになったお得なプランがあります。衣装や美容着付け、写真撮影などがパッケージ化されており、個別に手配するより割安になるケースがほとんどです。まずはこうしたプランを比較検討してみましょう。
人数別|神前式+食事会の費用モデルケース
具体的な人数を想定した費用モデルケースです。ご自身の計画の参考にしてください。
親族のみ10名:費用相場 約80万円
ごく近しい家族だけで行うアットホームなケースです。- 挙式料: 10万円
- 衣装・美容着付け: 35万円
- 写真撮影(スナップ): 5万円
- 食事会(料理・飲物・会場費): 25万円
- その他(引出物など): 5万円
親しい友人も含め20名:費用相場 約120万円
親族に加えて、特に親しい友人を招く場合のケースです。- 挙式料: 10万円
- 衣装・美容着付け: 40万円
- 写真撮影(スナップ+集合写真): 10万円
- 食事会(料理・飲物・会場費): 45万円
- 装花: 5万円
- その他(引出物など): 10万円
これらはあくまで一例です。おふたりがどこにこだわり、どこで費用を抑えるかを話し合うことで、予算内で満足度の高い和婚が実現できます。

後悔しない和婚のために|費用相場を知って理想を形に
和婚の費用相場や内訳、節約のポイントを解説しました。費用は結婚式準備の重要な要素ですが、数字だけにとらわれず、おふたりにとって何が一番大切かを見極め、予算にメリハリをつけることが成功の鍵です。
こだわりと節約のバランスが重要
和婚の費用は、一つひとつの選択の積み重ねです。すべてを最高級で揃えれば費用は際限なく上がりますが、「これだけは譲れない」というポイントを明確にすれば、満足度を下げずにコストを最適化できます。
- 衣装にこだわるなら: 白無垢や色打掛は妥協せず、その分ペーパーアイテムは手作りする。
- おもてなしを重視するなら: 料理や引出物のグレードは維持し、会場装花は旬の花でボリュームを調整する。
- 思い出を形に残したいなら: 写真やビデオ撮影は充実させ、食事会の演出はシンプルにする。
どこにお金をかけ、どこを抑えるかを話し合うプロセスそのものが、おふたりだけの結婚式を創り上げる大切な時間となるでしょう。
費用相場はあくまで目安。二人で理想の形を見つけよう
この記事でご紹介した費用相場は、あくまで一般的な目安です。理想の結婚式を創り上げるのは、おふたり自身です。
後悔しない和婚の第一歩は、まずはおふたりで理想の結婚式について語り合うこと。そして、その理想を形にするために情報を集めることです。気になる神社や料亭、プロデュース会社があれば、資料請求やブライダルフェアに参加してみましょう。
特に、複数の会社から見積もりを取ることは非常に重要です。同じような内容でも、会場やプランによって金額は異なります。いくつかの見積もりを比較検討することで、希望する内容の適正価格が見え、より良い条件を引き出す交渉材料にもなります。
和婚の費用相場はいくら?神前式+食事会(家族婚)のリアルな内訳を把握し、おふたりの価値観をすり合わせることが、後悔しない結婚式への第一歩です。しっかりと話し合い、情報収集を重ねることで、予算内で心から満足できる最高の和婚を実現してください。