2026.05.03

和婚BGM選び2026年版|入場から歓談までシーン別おすすめ10選


一生に一度の和婚、BGM選びで後悔しないための基礎知識




白無垢や色打掛に身を包む、憧れの和婚。その準備を進める中で、「和装に合うBGMはどう選べばいいの?」と手が止まってしまう方は少なくありません。「琴や三味線を使った純和風な曲だけ?」あるいは「好きなJ-POPは雰囲気に合わない?」といった悩みから、BGM選びが後回しになることも。




しかし、BGMは単なる背景音楽ではありません。会場の雰囲気を創り出し、ゲストの感情を動かし、おふたりの想いを伝えるための重要な演出です。BGMは、和婚の「空気感」を決定づける、もう一人の主役と言っても過言ではないでしょう。




例えば、厳かな挙式を終え、披露宴会場の扉が開く入場シーン。流れる音楽が、会場の空気を一瞬で華やかで感動的なものに変えてくれます。和やかな歓談の時間には心地よいメロディーが会話を弾ませ、感動的な手紙の朗読では、言葉一つひとつを深く心に刻む手助けをしてくれるのです。




実は、結婚式で後悔した点として「BGMの選曲」を挙げるカップルは少なくありません。「もっとこだわればよかった」と後悔しないためにも、BGM選びは衣装や会場装飾と同じくらい、じっくりと時間をかけて向き合う価値があります。




この記事では、和婚のBGM選びに悩むおふたりへ、選曲の基本からシーン別のおすすめ曲まで具体的に解説します。おふたりらしい、心に残る和婚を音楽で彩るためのヒントを見つけてください。




【シーン別】和婚を彩るおすすめBGMリスト|入場から歓談・退場まで




ここからは、和婚の各シーンをドラマティックに演出するおすすめのBGMを、具体的な曲名とともにご紹介します。おふたりの結婚式のイメージを膨らませながら、ぴったりの一曲を探してみましょう。




新郎新婦入場|期待感を最高潮に高める、華やかな一曲




披露宴の幕開けを告げる入場は、ゲストの注目が最も集まる瞬間です。白無垢や色打掛といった華やかな和装に合わせ、壮大で印象的な曲を選びましょう。扉が開くタイミングで曲のサビから再生するのも人気の演出です。





  • しっとりとした和風インスト

    • 吉田兄弟「RISING」: 三味線の疾走感が、新しい門出への期待を一気に高めます。モダンでスタイリッシュな和婚にぴったりです。

    • 葉加瀬太郎「万讃歌」: 壮大なヴァイオリンの音色が、感動的で厳かな雰囲気を創出。格調高い和婚のオープニングにふさわしい一曲です。




  • 人気のJ-POP和風アレンジ

    • DAISHI DANCE feat.吉田兄弟「Renovation.」: クラシックの名曲を三味線とダンスミュージックでアレンジ。誰もが知るメロディーで、会場に一体感が生まれます。









和婚のBGM選び!入場から歓談まで、和の雰囲気を高めるおすすめ曲 - 1



歓談|会話を邪魔せず、心地よい空間を演出




ゲストが食事や会話を楽しむ歓談中は、BGMが主張しすぎないよう、心地よい曲を選ぶのがポイントです。歌詞のないインストゥルメンタルや、優しいメロディーの楽曲が適しています。





  • しっとりとした和風インスト

    • S.E.N.S. project「Brave Soul」: 琴や尺八の音色が心地よく、上質な和の空間を演出します。落ち着いた大人の披露宴に最適です。

    • DAISHI DANCE「the Ghibli set」: ジブリの名曲をハウスミュージックでカバーしたアルバム。誰もが知るメロディーが、会場を和やかな雰囲気で包みます。




  • 意外と合う洋楽

    • Jason Mraz「I'm Yours」: アコースティックギターの軽やかな音色が、リラックスした雰囲気にマッチ。ナチュラルな和婚を目指すカップルにおすすめです。






手紙・花束贈呈|感動を深める、心に響くメロディー




クライマックスとなる感動的なシーンでは、歌詞の意味や曲の持つストーリーが重要になります。感謝の気持ちを代弁してくれるような、心温まる一曲を選びましょう。オルゴールアレンジも涙を誘います。





  • 人気のJ-POP

    • いきものがかり「ありがとう」: ストレートな感謝の歌詞が、ご両親への素直な想いと重なります。幅広い世代に愛される名曲です。

    • Superfly「愛をこめて花束を」: 感動的なシーンの定番曲。圧倒的な歌唱力と壮大なメロディーが、感謝の気持ちをより深く伝えます。オルゴールバージョンも人気です。






退場|感謝と未来への希望を伝える、フィナーレの一曲




披露宴の締めくくりとなる退場シーン。ゲストへの感謝と、これからの未来への希望を感じさせる、明るく前向きな曲がおすすめです。手拍子で送り出してもらえるような、アップテンポな選曲も良いでしょう。





  • 人気のJ-POP

    • 嵐「One Love」: 幸福感あふれるメロディーと歌詞が、最高のフィナーレを演出します。ゲスト全員が幸せな気持ちになれる一曲です。

    • DREAMS COME TRUE「うれしい!たのしい!大好き!」: 会場全体が明るくハッピーな雰囲気に包まれる定番曲。感謝を込めて笑顔で退場するシーンに最適です。






もっと素敵に!和婚BGM選びのポイントとよくある質問(Q&A)




シーン別のおすすめBGMを見てきましたが、実際に選ぶとなると様々な疑問が浮かぶもの。ここでは、和婚のBGM選びでよくある質問に、プロの視点からお答えします。







和婚のBGM選び!入場から歓談まで、和の雰囲気を高めるおすすめ曲 - 2



Q1. 会場の雰囲気やゲストの年齢層に合わせて選ぶコツは?




A. 会場の「格」とゲストの顔ぶれを想像することが大切です。





  • 会場の雰囲気に合わせる

    • 格式高い神社・料亭: 琴、三味線、尺八といった伝統的な和楽器の音色が、厳かな雰囲気を一層引き立てます。雅楽なども良い選択肢です。

    • モダンな和風会場・レストラン: 和楽器と洋楽器を組み合わせたインストゥルメンタルや、J-POPの和風アレンジなど、現代的な要素を取り入れるとおしゃれな雰囲気になります。




  • ゲスト層を考慮する

    • 親族や年配ゲストが多い場合: 往年の名曲や、演歌のオーケストラバージョンなど、誰もが耳にしたことのあるメロディーを選ぶと、会場が和やかな空気に包まれます。

    • 友人中心のカジュアルな披露宴の場合: おふたりの好きなアーティストの曲や、流行りのJ-POPの和風カバーなどを取り入れ、一体感のあるパーティーを演出するのも素敵です。






Q2. 和婚で洋楽を使うのはアリ?




A. もちろん問題ありません。ただし、選び方には少しコツがあります。




和の雰囲気を大切にしつつ洋楽を取り入れるなら、アコースティックバージョンやピアノ・ジャズアレンジといった、落ち着いた曲調のものがおすすめです。激しいロックなどは避け、歌詞の内容が結婚式の雰囲気に合っているかも確認しましょう。例えば、歓談中に軽やかなボサノヴァやジャズを流すと、洗練されたおもてなしの空間を演出できます。和の装いと洋楽のメロディーが意外なほど調和し、ゲストにとっても新鮮な驚きとなるでしょう。




Q3. BGMの著作権はどうすればいいの?ISUMとは?




A. まずは結婚式場がISUMに加盟しているか確認しましょう。




結婚式で市販のCD音源をBGMとして使用する場合、著作権(作詞家・作曲家)と著作隣接権(歌手・レコード会社)の両方の許可が必要です。これを個人で手続きするのは非常に困難です。




そこで、結婚式で使う音楽の著作権手続きを代行するのが**ISUM(アイサム)**という団体です。多くの結婚式場はこのISUMに加盟しており、ISUMのデータベースに登録されている楽曲であれば、所定の申請と料金で合法的に利用できます。使いたい曲が決まったら、プランナーに式場がISUM加盟か、そしてその曲がデータベースに登録されているかを確認するのが最もスムーズな方法です。







和婚のBGM選び!入場から歓談まで、和の雰囲気を高めるおすすめ曲 - 3



Q4. 生演奏を取り入れるメリットは?




A. 音源では味わえない「臨場感」と「特別感」が最大の魅力です。




琴や三味線、尺八といった和楽器の生演奏は、その場の空気さえも変える力を持っています。空間に響き渡る音色はゲストの心に深く刻まれ、披露宴をより感動的で上質なものにしてくれるでしょう。また、プロの演奏家なら、入退場のタイミングや歓談中の雰囲気に合わせて演奏を微調整してくれる柔軟性も魅力です。費用はかかりますが、それ以上の価値と忘れられない思い出をもたらしてくれます。




おふたりらしい音楽で、心に残る最高の和婚を




ここまで、和婚のBGM選びについて、シーン別のおすすめ曲から著作権の知識まで幅広くご紹介しました。伝統的な和楽器の曲からモダンなJ-POPや洋楽まで、選択肢は実に多彩です。




理想のBGMを選ぶには、シーンの雰囲気に合わせ、和の要素を意識しつつ、披露宴全体の統一感を大切にすることがポイントです。また、幅広い年代のゲストが心地よく過ごせるよう、歓談中は歌詞のないインストゥルメンタル曲を選ぶといった配慮も、素敵なおもてなしの一つになります。




しかし、テクニック以上に大切なのは、おふたりの「想い」が込められているかどうかです。




BGM選びは、単なる作業ではありません。おふたりのこれまでの歩みを振り返り、これから始まる未来に想いを馳せる、かけがえのない時間です。出会いのきっかけになった曲、プロポーズの時に流れていた曲、お互いの好きなアーティストの曲など、一つひとつの選曲にストーリーを込めることで、BGMは単なる音楽以上の意味を持ちます。




音楽には、その日の記憶や感情を鮮やかに呼び覚ます力があります。数年後、何十年後、ふと耳にした曲が、今日の素晴らしい一日、大切な人たちの笑顔、そして誓い合った気持ちを、瞬時に思い出させてくれるでしょう。




この記事で紹介したポイントや楽曲リストを参考に、おふたりでじっくりと話し合い、心から「これだ」と思える音楽を見つけてください。音楽の魔法で、おふたりとゲストの心に深く刻まれる、世界でたったひとつの和婚を創り上げましょう。






つばさ

神社挙式・和婚ウェディングプランナー。地元にある神社の御祭神を先祖に持つ家系に生まれ、神道と関わりを持って育つ。知識や経験を活かし年間400組以上のウェデイングをお手伝いしています。伊勢神宮・靖國神社の崇敬会にも所属。この記事では神社・和婚の素晴らしさを分かりやすく伝えて参ります。