2025.08.18

神社の結婚式、一番安いのはどこ?【プロ厳選】費用を抑える神社とプランの選び方


 


神社の結婚式、一番安いのはどこ?【プロ厳選】費用を抑える神社とプランの選び方


 


「神社の結婚式に憧れるけど、費用が高そう…」


「できるだけ安く、でも満足できる和婚を挙げたい!」


そんな悩めるお二人のために、今回は神社結婚式の費用を賢く抑える方法を徹底解説します。


結論から言うと、費用を抑えるポイントは「初穂料の安い神社」と「コストパフォーマンスに優れたプロデュース会社」を選ぶこと。


特に、和婚プロデュース会社は数多くありますが、プランの入口の安さだけで選ぶのは危険です。この記事では、人気の「和婚スタイル」と「和婚さくら」を例に、最終的に費用を抑えられるのはどちらなのか、具体的な料金プランを比較しながら明らかにしていきます。


 



まずは基本から。神社結婚式にかかる費用内訳


 


神社での結婚式(挙式のみ)には、主に以下の費用がかかります。





































項目 費用相場 内容
初穂料(はつほりょう) 5万円~20万円 神社に納める挙式料。神社の格式や地域によって大きく異なる。
新郎新婦の衣装代 15万円~40万円 白無垢や色打掛、紋付袴のレンタル料。
美容着付け代 5万円~10万円 新婦のヘアメイクと、新郎新婦の着付け。
写真撮影代 5万円~20万円 プロのカメラマンによるスナップ撮影。
合計 30万円~90万円  

個人でこれらを手配すると高額になりがちですが、衣装・美容・写真撮影などをセットにしたプロデュース会社を利用することで、費用を大きく抑えることが可能です。



 



 


費用を抑える鍵①:初穂料が安い神社を選ぶ


 


挙式料である「初穂料」は、神社選びの重要なポイントです。都内でも、比較的リーズナブルな初穂料で本格的な神前式が挙げられる神社があります。


【初穂料が比較的安い神社の例(東京都内)】




  • 居木神社(品川区):初穂料 5万円~




  • 七社神社(北区):初穂料 5万円~




  • 牛嶋神社(墨田区):初穂料 6万円~




  • 戸越八幡神社(品川区):初穂料 6万円~



  • 靖国神社 :初穂料 20万円~

  • 浅草神社:初穂料 10万円~


※別途プロデュース会社の持ち込み料等がかかる場合があります。


これらの神社は、費用を抑えつつも厳かで伝統的な挙式が叶うと人気です。まずは気になるエリアの神社の初穂料を調べてみましょう。



 


 




 


費用を抑える鍵②:プロデュース会社のプランを徹底比較!


 


ここからが本題です。多くのカップルが利用する和婚プロデュース会社ですが、プラン内容をよく見ないと、後から追加料金が膨らんでしまうことも。


今回は、格安プランで人気の「和婚スタイル」と、コストパフォーマンスの高さで注目される「和婚さくら」を徹底比較します。


 


【入り口の安さ】なら「和婚スタイル」


 


「とにかく初期費用を抑えたい!」という方にとって、「和婚スタイル」のプランは非常に魅力的です。




  • 和婚スタイル「挙式プラン」:48,800円(税込)~




    • 含まれるもの:新郎新婦衣装、美容着付け、介添え




    • ※初穂料、写真撮影は含まれない






挙式に必要な最低限のものが揃ったプランで、その価格は業界最安クラス。写真撮影は不要で、自分たちで手配するか、挙式だけで良いというカップルには最適な選択肢です。


 


【総額の安さ】カメラマン撮影データ込みなら「和婚さくら」が最強


 


一方で、多くのカップルが「結婚式の写真は絶対にプロに頼んで、データで残したい」と考えるはずです。その場合、話は大きく変わってきます。


「和婚スタイル」の写真撮影付きプラン




  • 神社挙式+写真撮影プラン:143,000円(税込)~




    • 含まれるもの:衣装、美容着付け、介添え、カメラマン撮影(約150カットデータ付き)




    • ※初穂料は別途必要






これに対して、「和婚さくら」のプランを見てみましょう。


「和婚さくら」のコミコミプラン




  • 神社挙式基本プラン:184,800円(税込)




    • 含まれるもの:衣装、美容着付け、介添え、カメラマン撮影(約300カットデータ付き)




    • ※初穂料は別途必要






一見すると「和婚スタイル」の方が約4万円安いように見えます。しかし、ここに大きな落とし穴があるのです。


 


見落とし厳禁!「すべてコミコミ」の本当の意味


 


結婚式の費用が膨らむ最大の原因の一つが「衣装のアップグレード料金」です。


多くの格安プランでは、選べる衣装が数点に限られており、「せっかくだからもっと素敵な衣装を…」と選んでいくうちに追加料金が数万円~十数万円発生するケースが後を絶ちません。


その点、「和婚さくら」のプランは、**「どの衣装を選んでも追加料金なし」**を明言しています。つまり、豊富な選択肢の中から、心から気に入った白無垢や色打掛を、追加料金の心配なく選べるのです。


【料金比較まとめ】
































比較ポイント 和婚スタイル(写真撮影付きプラン) 和婚さくら(神社挙式基本プラン)
基本料金(税込) 143,000円~ 184,800円
衣装 スタンダードクラス(アップグレードで追加料金あり) 追加料金なしで選び放題
撮影データ 約150カット 約300カット
総合的な特徴 標準衣装で満足なら最安値圏 衣装にこだわりたいなら最終的に割安になる可能性大

つまり、こういうことです。




  • とにかく安く、衣装にこだわりがない和婚スタイル




  • 気に入った衣装を気兼ねなく選びたい、写真データも沢山ほしい和婚さくら




「入り口」の料金は和婚スタイルが安く見えますが、衣装にこだわりたい多くの花嫁にとって、撮影データも豊富で、衣装の追加料金を気にせず選べる**「和婚さくら」が、最終的に最もリーズナブルで満足度の高い選択**と言えるでしょう。


 


まとめ:賢い選択で、理想の神社結婚式を


 


神社結婚式の費用は、「神社選び」と「プロデュース会社選び」で大きく変わります。




  1. まずはエリアを絞り、初穂料が5万円~10万円程度の神社をリストアップする。




  2. プロデュース会社は、表面的な安さだけでなくプラン内容を精査する。




  3. 特に「衣装の追加料金」と「写真データの有無・枚数」は必ず確認する。




この3つのポイントを押さえることで、予算内で心から満足できる、お二人らしい素敵な和婚がきっと叶うはずです。ぜひ、じっくり比較検討して、最高のスタートを切ってください。


つばさ

神社挙式・和婚ウェディングプランナー。地元にある神社の御祭神を先祖に持つ家系に生まれ、神道と関わりを持って育つ。知識や経験を活かし年間400組以上のウェデイングをお手伝いしています。伊勢神宮・靖國神社の崇敬会にも所属。この記事では神社・和婚の素晴らしさを分かりやすく伝えて参ります。