【2025年最新版】5分ですべてわかる!主要5大挙式スタイル完全ガイド(教会式・人前式・神前式・仏前式)
【2025年最新版】5分ですべてわかる!主要5大挙式スタイル完全ガイド(教会式・人前式・神前式・仏前式)
結婚式の準備を始めるとき、多くのカップルが最初に考えるのが「どんな挙式にしたいか」ということ。
しかし、ひとくちに「挙式」と言っても、教会式、神前式、人前式…と種類が多く、「何がどう違うの?」「私たちにはどれが合っているの?」と悩んでしまいますよね。
ご安心ください!
この記事では、現在主流となっている5つの挙式スタイル「チャペル教会式」「チャペル人前式」「宴内人前式」「神前式」「仏前式」について、それぞれの特徴から費用、メリット・デメリットまで、どこよりも分かりやすく解説します。

この記事を読めば、お二人にぴったりの挙式スタイルが必ず見つかります。
【早見比較表】一目でわかる!5大挙式スタイルの特徴
まずは全体像を掴むために、各スタイルの特徴を比較表で見てみましょう。
■チャペル教会式
誓う相手:キリスト教の神
宗教:キリスト教
主な場所:チャペル
主な衣裳:ウェディングドレス
費用相場:20~30万円
こんなカップルにおすすめ:王道、ロマンチック、憧れ

■チャペル人前式
誓う相手:ゲスト
宗教:なし
主な場所:チャペル
主な衣裳:ドレス・和装どちらも可
費用相場:15~25万円
こんなカップルにおすすめ:自由、オリジナル、雰囲気重視

■宴内人前式
誓う相手:ゲスト
宗教:なし
主な場所:披露宴会場
主な衣裳:ドレス・和装どちらも可
費用相場:10~20万円
こんなカップルにおすすめ:アットホーム、おもてなし、合理的

■神前式
誓う相手:神道の神々
宗教:神道
主な場所:神社
主な衣裳:白無垢・色打掛
費用相場:15~30万円
こんなカップルにおすすめ:伝統、和装、厳か、家族の結びつき


■仏前式
誓う相手:仏様・ご先祖様
宗教:仏教
主な場所:寺院・自宅
主な衣裳:白無垢・色打掛
費用相場:10~25万円
こんなカップルにおすすめ:ご先祖様との繋がり、縁、落ち着き
※費用相場は挙式のみの目安です。会場や日取りによって変動します。
それでは、ここから各スタイルを一つずつ詳しく見ていきましょう。
【Part 1:チャペル教会式|永遠の愛を誓う、憧れの王道スタイル】

キリスト教の教えに基づき、チャペルで神に永遠の愛を誓うスタイル。バージンロードやステンドグラスなど、多くの人が「結婚式」と聞いてイメージする、最もポピュラーな形式です。
・式の流れ:
聖歌隊の歌声に包まれながら、新婦が父親とバージンロードを歩き入場。牧師(または神父)の前で誓いの言葉を述べ、指輪の交換、ベールアップ、誓いのキス、と感動的な儀式が進みます。
・メリット:
・誰もが憧れるロマンチックな雰囲気を味わえる。
・写真や映像が非常に美しく映える。
・親や親族にも受け入れられやすい。
・デメリット:
・儀式の内容は決まっており、オリジナリティを出すのは難しい。
・本格的な教会の場合、信者でないと挙げられない、制約が多いなどのケースもある。
・こんなカップルにおすすめ!
✅ ウェディングドレスでバージンロードを歩きたい!
✅ 映画のようなロマンチックな式にしたい
✅ 感動的で厳かな雰囲気を大切にしたい
【Part 2 & 3:人前式|ゲストが証人!自由でアットホームな現代スタイル】

人前式は、神仏ではなく、これまでお世話になった大切なゲストの前で結婚を誓い、証人になってもらうスタイルです。宗教色が一切なく、場所や進行、演出を自由に決められるのが最大の特徴。近年、この人前式を選ぶカップルが急増しています。
場所によって主に2つのタイプに分かれます。
① チャペル人前式
チャペルの神聖な雰囲気はそのままに、宗教色のない自由な人前式を行うスタイル。「チャペルの雰囲気は好きだけど、形式ばるのは苦手」というカップルの願いを叶える、まさに"いいとこ取り"の形式です。
② 宴内人前式
披露宴会場の中で挙式も行うスタイル。ゲストは自分の席に座ったまま、挙式と披露宴の両方に参加できます。ゲストの移動負担がなく、挙式後すぐにパーティーを始められるため、非常に合理的でアットホームな一体感が生まれます。
・人前式のメリット:
・誓いの言葉や演出など、すべてを自分たちらしくアレンジできる。
・ゲスト参加型の演出(リングリレー、結婚証明書への署名など)で一体感が生まれる。
・会場使用料などを抑えられ、費用が比較的リーズナブル。
・人前式のデメリット:
・自由な分、内容を自分たちで企画し準備する必要がある。
・親世代の中には、カジュアルすぎると感じる方がいるかもしれない。
・こんなカップルにおすすめ!
✅ オリジナリティあふれる結婚式にしたい
✅ ゲストと一緒に楽しめる、アットホームな時間にしたい
✅ 堅苦しい雰囲気は苦手
【Part 4:神前式|日本の伝統美が光る、厳かな和のスタイル】



神社の神殿にて、八百万の神々に結婚を報告し、誓いを立てる日本古来の伝統的な挙式スタイル。白無垢や色打掛、紋付袴といった和装が映える、凛とした空気が魅力です。
・式の流れ:
雅楽の音色が響く中、神職や巫女に導かれて境内を進む「参進の儀」から始まります。祝詞奏上(のりとそうじょう)、夫婦の永遠の契りを結ぶ「三三九度(さんさんくど)」など、古式ゆかしい儀式が執り行われます。
・メリット:
・白無垢などの伝統的な和装が着られる。
・厳かで神聖な雰囲気の中、身が引き締まる思いで式に臨める。
・「家と家」の結びつきを重んじる儀式が多く、両家の絆が深まる。
・デメリット:
・基本的に参列は親族のみ、と人数が制限される神社が多い。
・神殿には冷暖房がない場合や、バリアフリーに対応していない施設もある。
・こんなカップルにおすすめ!
✅ 日本の伝統や文化を大切にしたい
✅ 艶やかな白無垢や色打掛に憧れる
✅ 家族の結びつきを重視した式にしたい
【Part 5:仏前式|ご先祖様に見守られ、来世までの縁を誓う】
仏様とご先祖様の前で結婚を報告し、二人が出会えた「縁」に感謝する挙式スタイル。先祖代々のお墓がある菩提寺(ぼだいじ)や、縁のある寺院で行うのが一般的です。
・式の流れ:
僧侶を先頭に入堂し、仏様とご先祖様への報告、夫婦の誓い、数珠を交換する「念珠授与」などが行われます。式の後は僧侶から心に響く「法話」をいただくことも。
・メリット:
・ご先祖様に見守られながら、心穏やかに式を挙げられる。
・「家」の繋がりを深く感じることができる。
・まだ珍しいスタイルなので、ゲストの印象に残りやすい。
・デメリット:
・馴染みが薄いため、参列者が戸惑う可能性がある。
・どちらかの家がその宗派の檀家(信徒)であることが基本となる場合が多い。
・こんなカップルにおすすめ!
✅ ご先祖様との繋がりや「縁」を大切にしたい
✅ 実家がお寺、または仏教に深く帰依している
✅ 他の人とは違う、落ち着いた式を挙げたい
【まとめ:後悔しない!お二人にぴったりの挙式スタイルの見つけ方】
ここまで5つの挙式スタイルをご紹介しましたが、いかがでしたか?
最後に、お二人にぴったりのスタイルを見つけるための4つの質問をします。
Q1. 誰に結婚を誓いたいですか?
(神様/ゲスト/ご先祖様)
Q2. どんな衣裳が着たいですか?
(ウェディングドレス/和装)
Q3. どんな雰囲気の式が理想ですか?
(ロマンチック/アットホーム/厳か)
Q4. 結婚式で一番大切にしたいことは何ですか?
(憧れの実現/ゲストへのおもてなし/伝統や家族の絆)
この質問への答えを二人で話し合えば、自然と理想の挙式スタイルが見えてくるはずです。どの形式にもそれぞれに素晴らしい魅力があります。ぜひお二人でじっくり話し合って、心から満足できる最高の1日を迎えてくださいね。