【神前式】読み方は「かみまえしき」?間違いやすい結婚式の難読漢字をプロが解説!
【神前式】読み方は「かみまえしき」?間違いやすい結婚式の難読漢字をプロが解説!
日本の伝統的な結婚式スタイル、神前式。
これから検討される方も、参列される方も、まずは基本の「読み方」からおさらいしておきましょう。
実は「神前式」以外にも、和婚には読めそうで読めない漢字がたくさん登場します。
これさえ読めれば、当日の式次第(プログラム)を見ても安心!
和婚のプロが教える「漢字講座」です。

1. 正解はこれ!「神前式」の読み方
正解:神前式 = しんぜんしき
× 間違い:かみまえしき
× 間違い:じんぜんしき
「神(かみ)」の「前(まえ)」で行う式なので、「かみまえしき」と読みたくなりますが、正しくは音読みで**「しんぜんしき」**と読みます。
【言葉の意味】
文字通り、「神様の御前(おんまえ)で行う儀式」という意味です。
明治33年、当時の皇太子殿下(後の大正天皇)のご成婚が皇居の宮中賢所で行われたことをきっかけに、一般にも広まった挙式スタイルです。
2. これも読める?和婚の「難読キーワード」5選
神前式には、他にも独特な読み方をする用語がたくさんあります。
特に、これから挙式を挙げる新郎新婦様や、参列予定のゲストがおさえておくべき5つを厳選しました。
① 参進の儀
読み方:さんしん の ぎ
【どんな儀式?】
いわゆる「花嫁行列」のことです。
神職と巫女に導かれ、新郎新婦と両家の親族が一列になって神殿へと歩む儀式。「過去・現在・未来」を歩むとも言われる、神前式の象徴的なシーンです。
② 祝詞奏上
読み方:のりと そうじょう
【どんな儀式?】
「祝詞(のりと)」とは、神様に申し上げる言葉(手紙のようなもの)です。
神職(斎主)が、神様に対して「本日、この二人が夫婦になります」と報告し、幸せを祈る儀式です。「しゅくし」とは読みませんので注意!
③ 三三九度
読み方:さんさんくど
【どんな儀式?】
正式名称は「三献の儀(さんこんのぎ)」。
大・中・小の3つの盃(さかずき)で御神酒を飲み交わし、夫婦の契りを結ぶ儀式です。
「三×三=九」で、九は吉数(おめでたい数字)とされています。
④ 玉串奉奠
読み方:たまぐし ほうてん
【どんな儀式?】
これが一番難しいかもしれません!
「玉串(たまぐし)」とは、榊(さかき)の枝に紙垂(しで)をつけたもの。「奉奠(ほうてん)」は「つつしんで供える」という意味です。
神様に玉串をお供えすることで、「神様とご縁を結ぶ」という意味があります。
⑤ 初穂料
読み方:はつほりょう
【どんな意味?】
これは儀式の名前ではなく、**「神社にお納めするお金(謝礼)」**のことです。
挙式料のことを指す場合もあれば、ゲストがお守りを買う際やお祓いを受ける際に納めるお金もこう呼びます。
「お代(おだい)」や「料金」とは言わず、「初穂料をお納めする」と言うのがマナーです。
3. おまけ:他の挙式スタイルはどう読む?
せっかくなので、他のスタイルの読み方もおさらいしておきましょう。
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教会式
読み方:きょうかいしき
(チャペルで行うキリスト教式のウェディング)
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人前式
読み方:じんぜんしき
(神様ではなく、参列したゲスト全員に誓うスタイル)
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仏前式
読み方:ぶつぜんしき
(お寺で仏様・ご先祖様に誓うスタイル)
**「神前式(しんぜんしき)」と「人前式(じんぜんしき)」**は、響きが似ているので聞き間違えないように注意しましょう!
■ まとめ:言葉を知れば、式はもっと深くなる
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神前式 = しんぜんしき
正しい読み方と、その言葉の意味を知ることで、神前式の厳かな空気をより深く味わうことができます。
日本の美しい言葉とともに、素敵な和婚を迎えてくださいね。
