2026.01.05

【神前式】「誓いの言葉(誓詞)」は暗記しなくてOK!読み方、意味、成功のコツを完全ガイド


神前式(和婚)のハイライトの一つであり、新郎様が最も緊張するシーン。


それが**「誓詞奏上(せいしそうじょう)」、いわゆる「誓いの言葉」**です。


「昔の言葉だから難しそう…」


「暗記しないといけないの?」


「噛んだらどうしよう!」


そんな不安をお持ちの方へ。


実は、暗記は不要ですし、コツさえ掴めば誰でもかっこよく決めることができます。


今回は、神前式の「誓いの言葉(誓詞)」について、その意味や読み方のコツ、失敗しないためのポイントを解説します。



宮崎神宮,結婚式



【神前式】「誓いの言葉(誓詞)」は暗記しなくてOK!読み方、意味、成功のコツを完全ガイド


神前式の最中、新郎新婦が神前に進み出て、朗々と読み上げる「誓いの言葉」。


正式名称を**「誓詞(せいし)」**と言います。


厳粛な空気の中、昔ながらの言葉で誓う姿はとても凛々しく、和婚ならではの感動的なシーンです。


しかし、その一方で「難しそう…」とプレッシャーを感じている新郎様も多いのではないでしょうか。


結論から言うと、**「完璧に読めなくても大丈夫」**です。


今回は、安心して本番を迎えるための「誓詞」の基本とコツを伝授します。


1. そもそも「誰」が読むの?


基本的には**「新郎がメインで読む」**のが一般的です。




  1. 新郎が 本文を全て読み上げる




  2. 新郎が 自分の氏名(フルネーム)を言う




  3. 新婦が 自分の氏名(下のお名前のみ、またはフルネーム)を言う




これが最もオーソドックスなスタイルです。


最近では「二人で声を合わせて読む」や「パート分けして読む」スタイルに対応している神社もありますが、伝統的な形式では新郎が代表して読み上げます。


(※新婦様は最後に名前を添えるだけなので、少し気が楽ですね!)


2. 「暗記」は必要ありません!


ここが最大の安心ポイントです。


誓詞は、暗記する必要は一切ありません。


当日は、神社側が用意した「巻物」や「折本(おりほん)」と呼ばれる紙を広げて、それを読み上げればOKです。


むしろ、何も見ずに言うよりも、誓詞を広げて読む姿の方が、儀式として「格式高く、美しく」見えます。


「忘れたらどうしよう」という心配は無用ですので、リラックスして臨んでください。


3. どんなことが書いてあるの?(意味を知ろう)


誓詞に使われている言葉は、「大和言葉(やまとことば)」や「候文(そうろうぶん)」といった古い言葉遣いですが、内容はとてもシンプルで素敵です。


ざっくり要約すると、以下の3部構成になっています。




  1. 【報告】


    「今日という良き日に、この神社で結婚式を挙げられて感謝します」




  2. 【誓い】


    「これからは二人で協力し合い、苦楽を共にし、信頼し合って、明るく清らかな家庭を築きます」




  3. 【結び】


    「この誓いを神様に捧げます。 令和〇年〇月〇日 夫 〇〇・妻 〇〇」




「神様、見ていてください。私たちはこうやって生きていきます」という決意表明なのです。意味がわかると、少し読みやすくなりませんか?


4. かっこよく読むための「3つのコツ」


紙を見ていいとはいえ、棒読みになってしまうのは避けたいもの。


以下の3点を意識するだけで、見違えるほど堂々として見えます。


コツ①:ゆっくり、大きな声で


普段の会話の**「0.8倍速」**くらいを意識してください。


神社は天井が高く音が響くため、早口だと聞き取りにくくなります。


「一文字一文字、神様に届ける」つもりで、お腹から声を出すと完璧です。


コツ②:紙を持つ位置は「目の高さ」


緊張すると、つい手元の紙を下げて、うつむいて読んでしまいがちです。


これでは声が下に落ちてしまいますし、猫背になって写真映りも悪くなります。


「紙を目線の高さまで上げる」。


こうすることで背筋が伸び、声も前(神様の方)に届きやすくなります。


コツ③:自分の名前のあとは「一呼吸」待つ


最後、新郎が自分の名前を言った後、すぐに読み終わろうとしてはいけません。


**新婦が名前を言うための「間(ま)」**が必要です。


新郎「夫 和婚 太郎」


(一呼吸待つ)


新婦「妻 さくら」


この連携が決まると、夫婦の息がぴったり合っているように見え、とても美しい締めくくりになります。


宮崎護国神社


■ よくある質問


Q. 読み間違えたり、噛んでしまったら?


A. 全く問題ありません!


神様は細かい言い間違いを咎めたりしませんし、参列者も「緊張してるな、頑張れ!」と温かく見守ってくれます。


間違えたら、「失礼しました」とは言わず、落ち着いて言い直せば大丈夫です。途中で止まっても、深呼吸して続きから読みましょう。


Q. 自分で考えた文章にしてもいい?


A. 基本的には神社指定の定型文を使います。


人前式とは異なり、神前式は「神様への儀式」であるため、言葉遣いに決まりがあるからです。ただ、神社によっては相談に乗ってくれる場合もあるので、どうしても入れたい言葉がある場合は事前にプランナーへ相談してみましょう。




■ まとめ:上手さよりも「誠実さ」


誓詞奏上で大切なのは、流暢に読むことではありません。


たとえ少し噛んでしまっても、ゆっくりと、心を込めて読むその**「誠実な姿勢」**こそが、神様とパートナー、そして家族の心に響きます。


「二人で幸せになるんだ」


その気持ちさえあれば、きっと素晴らしい誓いになりますよ。




【作法も練習できるから安心】 和婚さくら 当日の流れや誓詞の読み方は、事前にスタッフが丁寧にレクチャーいたします。 「本番一発勝負は不安…」という方も、リハーサル気分で安心して当日を迎えられます。


つばさ

神社挙式・和婚ウェディングプランナー。地元にある神社の御祭神を先祖に持つ家系に生まれ、神道と関わりを持って育つ。知識や経験を活かし年間400組以上のウェデイングをお手伝いしています。伊勢神宮・靖國神社の崇敬会にも所属。この記事では神社・和婚の素晴らしさを分かりやすく伝えて参ります。