【神前式】「誓いの言葉(誓詞)」は暗記しなくてOK!読み方、意味、成功のコツを完全ガイド
神前式(和婚)のハイライトの一つであり、新郎様が最も緊張するシーン。
それが**「誓詞奏上(せいしそうじょう)」、いわゆる「誓いの言葉」**です。
「昔の言葉だから難しそう…」
「暗記しないといけないの?」
「噛んだらどうしよう!」
そんな不安をお持ちの方へ。
実は、暗記は不要ですし、コツさえ掴めば誰でもかっこよく決めることができます。
今回は、神前式の「誓いの言葉(誓詞)」について、その意味や読み方のコツ、失敗しないためのポイントを解説します。

【神前式】「誓いの言葉(誓詞)」は暗記しなくてOK!読み方、意味、成功のコツを完全ガイド
神前式の最中、新郎新婦が神前に進み出て、朗々と読み上げる「誓いの言葉」。
正式名称を**「誓詞(せいし)」**と言います。
厳粛な空気の中、昔ながらの言葉で誓う姿はとても凛々しく、和婚ならではの感動的なシーンです。
しかし、その一方で「難しそう…」とプレッシャーを感じている新郎様も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、**「完璧に読めなくても大丈夫」**です。
今回は、安心して本番を迎えるための「誓詞」の基本とコツを伝授します。
1. そもそも「誰」が読むの?
基本的には**「新郎がメインで読む」**のが一般的です。
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新郎が 本文を全て読み上げる
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新郎が 自分の氏名(フルネーム)を言う
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新婦が 自分の氏名(下のお名前のみ、またはフルネーム)を言う
これが最もオーソドックスなスタイルです。
最近では「二人で声を合わせて読む」や「パート分けして読む」スタイルに対応している神社もありますが、伝統的な形式では新郎が代表して読み上げます。
(※新婦様は最後に名前を添えるだけなので、少し気が楽ですね!)
2. 「暗記」は必要ありません!
ここが最大の安心ポイントです。
誓詞は、暗記する必要は一切ありません。
当日は、神社側が用意した「巻物」や「折本(おりほん)」と呼ばれる紙を広げて、それを読み上げればOKです。
むしろ、何も見ずに言うよりも、誓詞を広げて読む姿の方が、儀式として「格式高く、美しく」見えます。
「忘れたらどうしよう」という心配は無用ですので、リラックスして臨んでください。
3. どんなことが書いてあるの?(意味を知ろう)
誓詞に使われている言葉は、「大和言葉(やまとことば)」や「候文(そうろうぶん)」といった古い言葉遣いですが、内容はとてもシンプルで素敵です。
ざっくり要約すると、以下の3部構成になっています。
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【報告】
「今日という良き日に、この神社で結婚式を挙げられて感謝します」
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【誓い】
「これからは二人で協力し合い、苦楽を共にし、信頼し合って、明るく清らかな家庭を築きます」
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【結び】
「この誓いを神様に捧げます。 令和〇年〇月〇日 夫 〇〇・妻 〇〇」
「神様、見ていてください。私たちはこうやって生きていきます」という決意表明なのです。意味がわかると、少し読みやすくなりませんか?
4. かっこよく読むための「3つのコツ」
紙を見ていいとはいえ、棒読みになってしまうのは避けたいもの。
以下の3点を意識するだけで、見違えるほど堂々として見えます。
コツ①:ゆっくり、大きな声で
普段の会話の**「0.8倍速」**くらいを意識してください。
神社は天井が高く音が響くため、早口だと聞き取りにくくなります。
「一文字一文字、神様に届ける」つもりで、お腹から声を出すと完璧です。
コツ②:紙を持つ位置は「目の高さ」
緊張すると、つい手元の紙を下げて、うつむいて読んでしまいがちです。
これでは声が下に落ちてしまいますし、猫背になって写真映りも悪くなります。
「紙を目線の高さまで上げる」。
こうすることで背筋が伸び、声も前(神様の方)に届きやすくなります。
コツ③:自分の名前のあとは「一呼吸」待つ
最後、新郎が自分の名前を言った後、すぐに読み終わろうとしてはいけません。
**新婦が名前を言うための「間(ま)」**が必要です。
新郎「夫 和婚 太郎」
(一呼吸待つ)
新婦「妻 さくら」
この連携が決まると、夫婦の息がぴったり合っているように見え、とても美しい締めくくりになります。

■ よくある質問
Q. 読み間違えたり、噛んでしまったら?
A. 全く問題ありません!
神様は細かい言い間違いを咎めたりしませんし、参列者も「緊張してるな、頑張れ!」と温かく見守ってくれます。
間違えたら、「失礼しました」とは言わず、落ち着いて言い直せば大丈夫です。途中で止まっても、深呼吸して続きから読みましょう。
Q. 自分で考えた文章にしてもいい?
A. 基本的には神社指定の定型文を使います。
人前式とは異なり、神前式は「神様への儀式」であるため、言葉遣いに決まりがあるからです。ただ、神社によっては相談に乗ってくれる場合もあるので、どうしても入れたい言葉がある場合は事前にプランナーへ相談してみましょう。
■ まとめ:上手さよりも「誠実さ」
誓詞奏上で大切なのは、流暢に読むことではありません。
たとえ少し噛んでしまっても、ゆっくりと、心を込めて読むその**「誠実な姿勢」**こそが、神様とパートナー、そして家族の心に響きます。
「二人で幸せになるんだ」
その気持ちさえあれば、きっと素晴らしい誓いになりますよ。