神社で挙げる結婚式、友人参列はNG?招待範囲とゲストへの配慮マナー
神社で挙げる結婚式、友人参列はNG?招待範囲とゲストへの配慮マナー
「厳かな神社で結婚式を挙げたいけれど、友人も参列してもらって大丈夫?」 「親族のみと言われることが多いけど、親友だけはどうしても呼びたい…」
神前式を検討する中で、このような悩みを抱える新郎新婦様は少なくありません。 一般的に「家と家の結びつき」を重視する神前式は、親族のみで行われるイメージが強いですが、実際には友人を招待することは可能なのでしょうか?
今回は、神社挙式における**「友人参列の可否」と、招待する際の「範囲の決め方」、そして友人を招く上で欠かせない「配慮とマナー」**について解説します。

1. 結論:友人の参列は「神社による」
まず結論から申し上げますと、「友人の参列は絶対にNG」という決まりはありません。 しかし、**「神社(会場)の設備や方針によって異なる」**というのが実情です。
なぜ「親族のみ」が多いの?
主な理由は以下の2点です。
-
収容人数の問題 多くの神社の本殿(挙式を行う場所)は、それほど広くありません。両家の親族(約20〜40名程度)が入ると満席になってしまうため、物理的に友人を呼べないケースが多いのです。
-
儀式の意味合い 神前式には「親族固めの杯(親族紹介)」など、家同士の絆を深める儀式が含まれます。そのため、伝統的な考え方を重視する神社やご家家では、参列を親族に限定することがあります。

「友人OK」の神社も増えている!
近年は、「開かれた結婚式」へのニーズに応え、友人の参列を歓迎する神社も増えています。
-
収容人数が多い神社(50名〜100名規模の参列が可能)
-
友人用スペースがある神社(拝殿の外や回廊から見守ることができる)
このように、神社選びさえ間違えなければ、大切な友人に花嫁姿を見てもらうことは十分に可能です。
2. どこまで呼ぶ?「招待範囲」の決め方
友人を呼べる神社であっても、全員を呼べるわけではない場合がほとんどです。 トラブルを避けるために、招待範囲は慎重に決めましょう。
ステップ① 神社の「最大収容人数」を確認する
まずは、検討している神社の定員を確認します。 例:定員40名
ステップ② 親族の人数を確定させる
親族は優先的に案内します。 例:新郎側親族15名 + 新婦側親族15名 = 合計30名
ステップ③ 残りの席数で友人を絞り込む
例:40名(定員) − 30名(親族) = 残り10名(友人枠)
この「残り枠」に誰を呼ぶかを考えます。
-
幼馴染や親友のみ(数名に厳選)
-
どうしても呼びたい恩師
【注意点】 「Aちゃんは呼んだけど、Bちゃんは呼ばなかった」となると角が立つ場合があります。 「神社の席数の関係で、親族と幼馴染だけで行うことになった」と、明確な理由を伝えておくとスムーズです。
3. 友人ゲストを招待する際の「配慮とマナー」
普段馴染みのない神前式に参列してもらう友人には、招待する側として細やかな配慮が必要です。
① 招待状で「神前式であること」を明確に伝える
招待状には、挙式が神前式で行われることを明記しましょう。 「当日は神前式を執り行います。〇〇様にもぜひご参列いただきたく存じます」と一筆添えると丁寧です。
② 服装マナーを案内する
「神社だから着物じゃないとダメ?」と不安に思う友人もいます。 基本的に、友人は洋装(ドレスやスーツ)で全く問題ありません。 ただし、素足や露出の多い服装はNGですので、「神聖な場ですので、露出を控えた服装でお越しください」と案内しておくと親切です。
③ 挙式前の過ごし方を伝える
神前式では、挙式前に「親族紹介」を行う時間があります。 その間、友人はどこで待てばいいのか(控室はあるのか、カフェで待ってもらうのか)を事前に案内しておきましょう。 友人が手持ち無沙汰にならないよう、スタッフに誘導をお願いしておくのも大切です。
④ 作法について「安心」させる
「三三九度とか、やり方が分からない!」と緊張してしまう友人もいます。 基本的に友人が行う儀式は、起立・着席や、最後の退場の際に見守ることくらいです。 「難しい作法はないから、リラックスして楽しんでね」と伝えてあげましょう。
4. 参列できない友人へのフォロー
神社の広さの関係で、どうしても呼べない友人がいる場合。 その友人たちには、以下のような対応をすると喜ばれます。
-
披露宴からの参加をお願いする 「挙式は親族のみで行うため、披露宴からぜひ参加してほしい」と伝えます。これが最も一般的なスタイルです。
-
挙式後に集合写真を撮る 挙式には入れなくても、神社の境内でのフラワーシャワーや、集合写真撮影の時間に来てもらうパターンです。晴れ姿を見てもらえて、お祝いの言葉を直接交わせます。
結びに
「神社での結婚式=友人は呼べない」と諦める必要はありません。 広い神社を選んだり、招待人数を工夫したりすることで、大切な友人たちに見守られながらの神前式は叶います。
まずは、お二人が「誰に誓いを見届けてほしいか」を話し合い、その希望が叶う神社を探してみてください。 厳かな空気の中、友人たちの温かい眼差しに包まれる結婚式は、きっと一生の宝物になるはずです。