2026.01.14

「かつら」は必須?地毛結い・洋髪スタイルのメリットと最新トレンドヘアカタログ

「かつら」は必須?地毛結い・洋髪スタイルのメリットと最新トレンドヘアカタログ


白無垢や色打掛を着ることが決まったら、次に悩むのが「髪型」です。


「和装ならやっぱり『かつら』じゃないとダメ?」 「堅苦しいのは苦手だから、洋髪でおしゃれにしたい!」 「地毛で日本髪って結えるの?」


実は今、和装のヘアスタイルは非常に多様化しています。 伝統的な「文金高島田(ぶんきんたかしまだ)」から、トレンドを取り入れた「洋髪アレンジ」まで。


今回は、それぞれのスタイルのメリット・デメリットと、おしゃれ花嫁が注目する最新トレンドをご紹介します。


警固神社,結婚式


1. 【かつら(文金高島田)】圧倒的な格式と美しさ


日本の花嫁の伝統的な髪型といえばコレ。 「似合わないかも…」と敬遠されがちですが、実は着物とのバランスが最も計算された、究極のスタイルです。


✅ メリット




  • 着物に負けないボリューム感 豪華な打掛や白無垢は重量感があります。かつらは頭部にボリュームが出るため、全身のバランスが整い、小顔効果も期待できます。




  • 「綿帽子(わたぼうし)」や「角隠し」が綺麗に決まる これらの伝統的な被り物は、かつらのボリュームに合わせて作られています。美しいシルエットを出したいならかつらが一番です。




  • お色直しが早い パカッと外すだけで次のヘアスタイルにチェンジできるため、披露宴へのお色直し時間を短縮できます。




⚠️ デメリット




  • 重さと締め付け 慣れない重さと締め付けで、長時間つけていると頭が痛くなることがあります(※最近は軽量かつらも増えています)。




  • 「似合わない」という思い込み 試着せずに拒否する方が多いですが、合わせ方次第で驚くほど似合うことも。まずは試着をおすすめします。




2. 【地毛結い(新日本髪)】自分らしさと伝統の融合


「かつらは重いけど、和の雰囲気は残したい」 そんな方に人気なのが、自分の髪で結い上げる「新日本髪(しんにほんがみ)」です。


✅ メリット




  • 自然な仕上がり 生え際が自然なので、かつら特有の「被っている感」がありません。




  • 顔馴染みが良い 自分の頭の形に合わせて結うため、違和感が少なく、柔らかな印象になります。




  • 髪飾りで遊べる 伝統的な「べっ甲」のかんざしだけでなく、生花やモダンな飾りを合わせるアレンジも可能です。




⚠️ デメリット




  • ある程度の「長さ」が必要 胸あたりまでの長さと、前髪の長さが必要です(※プロに相談すれば短い場合も工夫してくれることがあります)。




  • お色直しに時間がかかる スプレーや鬢付け油(びんつけあぶら)で固めるため、洋髪にチェンジする際にシャンプーが必要になるなど、時間がかかる場合があります。




警固神社,結婚式


3. 【洋髪スタイル】自由度No.1!トレンド感満載


今、最も多くの花嫁様に選ばれているのが「洋髪」です。 ウェディングドレスと同じ感覚で、自由なアレンジを楽しめます。


✅ メリット




  • トレンドを取り入れやすい 「ゆるふわ」「シニヨン」「編みおろし」など、普段のファッションに近い感覚でスタイリングできます。




  • 個性を出せる ドライフラワー、金箔、リボン、水引など、ヘッドパーツの自由度が無限大です。




  • リラックスして過ごせる かつらに比べて圧倒的に軽く、締め付けもないため、長時間でも快適です。




⚠️ デメリット




  • 「綿帽子」の形が崩れやすい 洋髪の上から綿帽子を被る場合、専用の器具を使いますが、かつらほどの美しいシルエットを出すのは難しい場合があります。




  • 着物のボリュームに負けることも シンプルな髪型すぎると、豪華な着物に対して顔周りが寂しく見えることがあります。大きめの髪飾りでバランスを取るのがコツです。




4. 【最新】和装ヘアカタログ&トレンドアイテム


今っぽく仕上げたいなら、このスタイルをチェック!


① タイトシニヨン × 金箔・水引


つるっとした面を活かしたシンプルなまとめ髪に、金箔を散らしたり、水引を這わせたりするスタイル。 洗練された、大人な和モダンを演出できます。


② ゆるふわ低めシニヨン × 胡蝶蘭


下の方でふんわりまとめたシニヨンに、真っ白な胡蝶蘭(こちょうらん)を飾る王道スタイル。 上品かつ華やかで、親族ウケも抜群です。


③ 編み込みアップ × ドライフラワー


くすみカラーの色打掛にぴったり。 ドライフラワーやパンパスグラスを使って、アンティークでナチュラルな雰囲気に。


④ フィンガーウェーブ × ヘッドドレス


大正ロマン風のレトロモダンなスタイル。 前髪をウェーブさせて、大きめのヘッドドレスやトーク帽を合わせると、個性的でおしゃれな花嫁に。


結びに


「かつら」「地毛結い」「洋髪」。 どれが正解というものはなく、**「なりたい花嫁像」**に合わせて選ぶのが一番です。




  • 厳粛に、伝統を重んじたいかつら




  • 自然体で、和の心も大切にしたい地毛結い




  • おしゃれに、自分らしく楽しみたい洋髪




まずはヘアメイクのリハーサルで実際に試してみたり、たくさんの写真を見たりして、運命のスタイルを見つけてくださいね。

つばさ

神社挙式・和婚ウェディングプランナー。地元にある神社の御祭神を先祖に持つ家系に生まれ、神道と関わりを持って育つ。知識や経験を活かし年間400組以上のウェデイングをお手伝いしています。伊勢神宮・靖國神社の崇敬会にも所属。この記事では神社・和婚の素晴らしさを分かりやすく伝えて参ります。