「かつら」は必須?地毛結い・洋髪スタイルのメリットと最新トレンドヘアカタログ
「かつら」は必須?地毛結い・洋髪スタイルのメリットと最新トレンドヘアカタログ
白無垢や色打掛を着ることが決まったら、次に悩むのが「髪型」です。
「和装ならやっぱり『かつら』じゃないとダメ?」 「堅苦しいのは苦手だから、洋髪でおしゃれにしたい!」 「地毛で日本髪って結えるの?」
実は今、和装のヘアスタイルは非常に多様化しています。 伝統的な「文金高島田(ぶんきんたかしまだ)」から、トレンドを取り入れた「洋髪アレンジ」まで。
今回は、それぞれのスタイルのメリット・デメリットと、おしゃれ花嫁が注目する最新トレンドをご紹介します。

1. 【かつら(文金高島田)】圧倒的な格式と美しさ
日本の花嫁の伝統的な髪型といえばコレ。 「似合わないかも…」と敬遠されがちですが、実は着物とのバランスが最も計算された、究極のスタイルです。
✅ メリット
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着物に負けないボリューム感 豪華な打掛や白無垢は重量感があります。かつらは頭部にボリュームが出るため、全身のバランスが整い、小顔効果も期待できます。
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「綿帽子(わたぼうし)」や「角隠し」が綺麗に決まる これらの伝統的な被り物は、かつらのボリュームに合わせて作られています。美しいシルエットを出したいならかつらが一番です。
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お色直しが早い パカッと外すだけで次のヘアスタイルにチェンジできるため、披露宴へのお色直し時間を短縮できます。
⚠️ デメリット
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重さと締め付け 慣れない重さと締め付けで、長時間つけていると頭が痛くなることがあります(※最近は軽量かつらも増えています)。
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「似合わない」という思い込み 試着せずに拒否する方が多いですが、合わせ方次第で驚くほど似合うことも。まずは試着をおすすめします。
2. 【地毛結い(新日本髪)】自分らしさと伝統の融合
「かつらは重いけど、和の雰囲気は残したい」 そんな方に人気なのが、自分の髪で結い上げる「新日本髪(しんにほんがみ)」です。
✅ メリット
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自然な仕上がり 生え際が自然なので、かつら特有の「被っている感」がありません。
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顔馴染みが良い 自分の頭の形に合わせて結うため、違和感が少なく、柔らかな印象になります。
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髪飾りで遊べる 伝統的な「べっ甲」のかんざしだけでなく、生花やモダンな飾りを合わせるアレンジも可能です。
⚠️ デメリット
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ある程度の「長さ」が必要 胸あたりまでの長さと、前髪の長さが必要です(※プロに相談すれば短い場合も工夫してくれることがあります)。
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お色直しに時間がかかる スプレーや鬢付け油(びんつけあぶら)で固めるため、洋髪にチェンジする際にシャンプーが必要になるなど、時間がかかる場合があります。

3. 【洋髪スタイル】自由度No.1!トレンド感満載
今、最も多くの花嫁様に選ばれているのが「洋髪」です。 ウェディングドレスと同じ感覚で、自由なアレンジを楽しめます。
✅ メリット
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トレンドを取り入れやすい 「ゆるふわ」「シニヨン」「編みおろし」など、普段のファッションに近い感覚でスタイリングできます。
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個性を出せる ドライフラワー、金箔、リボン、水引など、ヘッドパーツの自由度が無限大です。
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リラックスして過ごせる かつらに比べて圧倒的に軽く、締め付けもないため、長時間でも快適です。
⚠️ デメリット
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「綿帽子」の形が崩れやすい 洋髪の上から綿帽子を被る場合、専用の器具を使いますが、かつらほどの美しいシルエットを出すのは難しい場合があります。
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着物のボリュームに負けることも シンプルな髪型すぎると、豪華な着物に対して顔周りが寂しく見えることがあります。大きめの髪飾りでバランスを取るのがコツです。
4. 【最新】和装ヘアカタログ&トレンドアイテム
今っぽく仕上げたいなら、このスタイルをチェック!
① タイトシニヨン × 金箔・水引
つるっとした面を活かしたシンプルなまとめ髪に、金箔を散らしたり、水引を這わせたりするスタイル。 洗練された、大人な和モダンを演出できます。
② ゆるふわ低めシニヨン × 胡蝶蘭
下の方でふんわりまとめたシニヨンに、真っ白な胡蝶蘭(こちょうらん)を飾る王道スタイル。 上品かつ華やかで、親族ウケも抜群です。
③ 編み込みアップ × ドライフラワー
くすみカラーの色打掛にぴったり。 ドライフラワーやパンパスグラスを使って、アンティークでナチュラルな雰囲気に。
④ フィンガーウェーブ × ヘッドドレス
大正ロマン風のレトロモダンなスタイル。 前髪をウェーブさせて、大きめのヘッドドレスやトーク帽を合わせると、個性的でおしゃれな花嫁に。
結びに
「かつら」「地毛結い」「洋髪」。 どれが正解というものはなく、**「なりたい花嫁像」**に合わせて選ぶのが一番です。
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厳粛に、伝統を重んじたい → かつら
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自然体で、和の心も大切にしたい → 地毛結い
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おしゃれに、自分らしく楽しみたい → 洋髪
まずはヘアメイクのリハーサルで実際に試してみたり、たくさんの写真を見たりして、運命のスタイルを見つけてくださいね。