【フリーウェディングプランナー】素敵だけど…「すべて信用」は危険?後悔しないための注意点とは
「会場のしがらみにとらわれず、自由な結婚式を作りましょう!」 そんな魅力的な言葉とともに、親身になって話を聞いてくれるフリーランスのウェディングプランナーさん。
SNSで見かけるおしゃれな世界観や、友人感覚で相談できる距離感に惹かれ、「この人に全て任せたい!」と思う新郎新婦様が増えています。
もちろん、誠実で素晴らしいフリープランナーさんもたくさんいらっしゃいます。 私自身もフリーウェデイングプランナーさんの友人も10人以上います。
ですが、残念ながら「良い人=仕事ができる人」とは限りません。 さらに言えば、「センスが良い=お金や契約の管理がしっかりしている」とも限らないのです。
一生に一度の大金が動くイベントだからこそ、感情だけで突っ走るのはあまりにリスキーですよね。 「すべてを信用する」前に、必ず立ち止まってチェックしてほしい3つの注意点をお伝えします。

「お金の管理」を信用しすぎていませんか?
一番トラブルになりやすく、そして取り返しがつかないのが金銭面です。
「会場費も、料理代も、カメラマン代も、全部まとめて私の口座に振り込んでください」 もしプランナーさんにこう言われたら、その瞬間に警戒レベルを最大に上げてください。
なぜなら、そのお金は「プランナー個人の懐」に入ることになるからです。 もしそのプランナーさんが、 ・資金繰りに困っていたら? ・ギャンブルなどで使い込んでしまったら? ・式の前に音信不通になってしまったら?
預けた数百万円は、二度と戻ってきません。 そして会場側からは「お金が支払われていないので結婚式はできません」と言われて終わりです。
自衛策: 「会場への支払いは、会場の指定口座へ直接振り込みます」 「あなたへのプロデュース料だけを、あなたの口座に入れます」 これを徹底してください。これを拒むプランナーは、自転車操業をしている可能性が高いです。ただしこれはフリーウェデイングプランナーに限ったことではありません。
専門式場やホテルも注意が必要です。結婚式1週間前に式場が倒産すれば全額振込みがルールの会場であればすべて回収不能の金銭になりますよね。この点、神社は無くなるものではない為このようなリスクは少ないかもしれません。
「なんでもできる」という言葉を鵜呑みにしていませんか?
フリープランナーさんの強みは「自由」であることですが、物理的な限界や、会場ごとのルールまでは変えられません。
「あのレストランで、こんな演出をやりましょう!」 「持ち込み料は私が交渉してゼロにします!」
その言葉、本当に会場側の許可を取っていますか? 契約を取りたいがために、安請け合いをしているだけではありませんか?
実際にあったトラブルで、「プランナーができると言ったから準備していたのに、持ち込みアイテムを搬入に行ったら『そんな話は聞いていない、絶対ダメです』と門前払いされた」というケースがあります。 会場には会場の、衛生管理や安全管理のルールがあります。それを無視するプランナーは、プロではありません。
自衛策: 重要な決定事項や約束事は、プランナーだけでなく「会場の担当者」にも直接確認を取るか、メールなどの証拠(エビデンス)を残してもらいましょう。
「私は大丈夫」という健康過信を信用していませんか?
組織に属しているプランナーなら、万が一インフルエンザにかかっても、交通事故に遭っても、すぐに代わりのスタッフが対応してくれます。 しかし、フリーランスは「代わり」がいません。
「当日、もしあなたが倒れたらどうなるんですか?」 この質問に対して、 「体調管理は万全なので大丈夫です!」 と笑顔で答えるプランナーさんは、正直に言って危機管理能力が低すぎます。
人間である以上、絶対はありません。 「大丈夫」という精神論ではなく、「もしもの時の具体的なフロー」を持っているかどうかが重要です。
自衛策: 「緊急時の代行パートナーは誰ですか?」と聞いてください。 信頼できるプランナーなら、同じフリーランス仲間と提携しており、万が一の際のバックアップ体制を整えています。

まとめ:疑うことは、お二人の幸せを守ること
フリーウェディングプランナーという働き方を否定するつもりはありません。逆にフリーウェデイングプランナーほど新郎新婦の結婚式に没頭してくれる人も少ないことも事実。
ただ、「会社」という看板がない以上、新郎新婦様自身が、相手を見極める厳しい目を持つ必要があります。これはウェデイング業界に限らずどの業界でも同じ考え方が必要。
「いい人だから疑いたくない」 その気持ちは分かりますが、契約書を交わすビジネスパートナーとして、なあなあにしてはいけない部分があるのです。
・お金の振込先は分ける ・「できる」の根拠を確認する ・リスク対策を聞き出す
これらをクリアして初めて、本当の「信頼関係」が生まれます。 素敵なお人柄の裏にある「実務能力」と「責任感」をしっかりと見極めて、後悔のない結婚式を叶えてくださいね。