2026.02.16

【和装人前式】とは?「着物×自由」が新しい!神前式との違いや感動の演出アイデアを完全ガイド

日本の伝統的な花嫁衣裳である「和装」。 最近では、神社ではなく、ホテルやレストラン、ゲストハウスで行う「人前式」で和装を選ぶカップルが増えています。


「和装人前式」は、形式やしきたりに縛られないため、お二人らしさを最大限に表現できるのが最大の魅力。 厳かでありながら、どこか温かくて新しい。そんな和装人前式の世界をご紹介します。


 


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そもそも「和装人前式」と「神前式」は何が違う?


まずは、よく比較される「神前式(しんぜんしき)」との違いを整理しましょう。


・誓う相手 神前式:神様(神道の神)に誓う 和装人前式:参加してくれるゲスト(親族・友人・知人)に誓う


・場所 神前式:神社、またはホテル内の神殿 和装人前式:場所を選ばない(披露宴会場、庭園、レストラン、ロビーなど)


・進行とルール 神前式:神職(神主)が進行し、厳格な作法(玉串奉奠など)がある 和装人前式:司会者が進行し、決まった作法はない。自由にプログラムを組める


つまり、和装人前式は「着物は着るけれど、中身は自由」な挙式スタイルなのです。


 


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和装人前式が選ばれる3つのメリット


メリット1:移動がなく、全天候型で安心 神社で挙式をする場合、披露宴会場への移動バス手配や、雨天時の参進(花嫁行列)の中止など、天候や移動のリスクがあります。 しかし、和装人前式なら披露宴会場と同じ場所で行うため、移動はゼロ。空調の効いた室内で行えば、真夏や真冬でもゲストに負担をかけません。


メリット2:友人も全員参加できる 神前式の多くは「親族のみ」の参列に限られることが多く、友人は披露宴からの参加になりがちです。 和装人前式なら、広い会場を使えるため、友人や職場の同僚など、大切なゲスト全員に見守ってもらうことができます。


メリット3:コストパフォーマンスが良い 神社で挙式をする場合、「初穂料(挙式料)」として10万〜30万円ほどかかります。 一方、和装人前式は「宴内人前式(披露宴会場内での挙式)」にすれば、会場費を追加で払う必要がなく、司会者や音響などの実費だけで済むため、費用を大幅に抑えることができます。


和装だからこそ映える!おすすめ演出アイデア


自由な人前式だからこそ、和の伝統を取り入れた「現代風の演出」が人気です。


・紅差しの儀(べにさしのぎ) 入場前、または入場直後に、お母様から花嫁へ口紅を塗ってもらう儀式です。「魔除け」や「娘として最後の身支度」という意味があり、母娘の絆を感じる感動的なシーンになります。


・水合わせの儀 ご両家の実家の水を汲んできてもらい、一つの杯に注ぎ合わせる儀式。「別々の環境で育った二人が一つになり、新しい家庭を築く」という意味が込められています。


・三三九度(さんさんくど)のアレンジ 神前式で行う三三九度を、人前式に取り入れるのも素敵です。 お神酒(日本酒)だけでなく、二人の出身地のワインやジュースで行ったり、ご両親にも参加してもらう「結びの杯」にしたりと、アレンジも自由自在です。


・折り鶴シャワー 退場の際、フラワーシャワーの代わりに、千代紙で折った「折り鶴」をゲストに投げてもらいます。 和装との相性が抜群で、写真映えも最高です。


和装人前式の基本的な流れ(例)


所要時間は15分〜20分程度です。




  1. 新郎新婦 入場 番傘をさして入場したり、人力車を使ったりする演出も可能です。




  2. 開式の辞 司会者が開式を宣言します。




  3. 誓いの言葉 お二人で考えたオリジナルの誓詞を読み上げます。巻物風の紙に書いておくと、より和の雰囲気が出ます。




  4. 指輪の交換 和装であっても、指輪の交換は定番の演出として人気です。




  5. 三三九度(または水合わせの儀) ここで和装ならではの儀式を取り入れます。




  6. 結婚誓約書への署名 新郎新婦、そして立会人(両家の親など)が署名します。




  7. 結婚成立の宣言 司会者がゲストへ結婚の成立を報告し、承認の拍手をもらいます。




  8. 閉式の辞・退場 折り鶴シャワーなどで華やかに退場します。




まとめ:伝統と個性が融合する「和モダン」な結婚式


「白無垢や色打掛の美しさはそのままに、もっと自由に、もっと楽しく」 そんな願いを叶えるのが和装人前式です。


堅苦しい作法を覚える必要はありません。 大切なのは、目の前にいるゲストへの感謝と、未来への決意を伝えること。


日本の心を感じながら、お二人らしいスタイルで、記憶に残る最高の一日を作り上げてくださいね。

つばさ

神社挙式・和婚ウェディングプランナー。地元にある神社の御祭神を先祖に持つ家系に生まれ、神道と関わりを持って育つ。知識や経験を活かし年間400組以上のウェデイングをお手伝いしています。伊勢神宮・靖國神社の崇敬会にも所属。この記事では神社・和婚の素晴らしさを分かりやすく伝えて参ります。