和婚の準備は何ヶ月前から?1年前からの段取りロードマップ
和婚の準備は1年〜8ヶ月前が一般的!最適なスタート時期とは
「凛とした白無垢に憧れる」「日本の伝統的な結婚式を挙げたい」そんな想いから和婚を選ぶカップルが増えています。しかし、いざ準備を始めようとすると、「何から手をつければいいの?」「準備は何ヶ月前から始めるべき?」といった疑問が浮かぶかもしれません。
結論から言うと、和婚の準備は挙式の1年〜8ヶ月前にスタートするのが一般的です。洋装の結婚式と比べて少し準備期間が長いと感じるかもしれませんが、これには和婚ならではの理由があります。
この記事では、和婚の準備を始める最適な時期から、挙式当日までの具体的なスケジュールと段取りを徹底解説します。このマニュアルを読めば、和婚準備の全体像が掴め、安心して第一歩を踏み出せるでしょう。
人気の神社や衣装は争奪戦!早めのスタートが理想の和婚を叶える鍵
なぜ多くのカップルが1年も前から準備を始めるのでしょうか。それは、理想の和婚を実現するためには、早くから押さえておくべき重要なポイントがいくつかあるからです。
人気の神社・式場の予約
気候の良い春(4〜5月)や秋(10〜11月)の土日祝日は、予約が集中します。由緒ある神社や景色の美しい会場など、人気の場所は1年以上前から予約が埋まっていることも珍しくありません。「この神社で挙げたい」という強い希望があるなら、真っ先に空き状況を確認しましょう。こだわりの和装選び
白無垢や色打掛といった花嫁衣裳は、和婚の主役です。職人が手掛けた一点物や人気のデザインは早い者勝ち。特にレンタルする場合、希望の日に他の予約が入っていれば着ることはできません。運命の一着をじっくり探すためにも、早めの衣装選びが不可欠です。カメラマンやヘアメイクの指名
「この人の写真が好き」といった希望がある場合、人気のフォトグラファーや着付け師、ヘアメイクアップアーティストはすぐにスケジュールが埋まってしまいます。特に持ち込みを検討している場合は、会場との調整も必要になるため、早めに動き出すのが賢明です。
あなたに合った準備期間は?スケジュールと段取りの全体像
もちろん、すべてのカップルが1年前から準備を始める必要はありません。おふたりの状況に合わせて、最適なスタート時期を見つけることが大切です。
じっくりこだわりたい派(1年〜10ヶ月前スタート)
神社や衣装、演出など、一つひとつにこだわりたいカップルにおすすめです。時間に余裕があるため、複数の会場を見学したり、たくさんの衣装を試着したりと、楽しみながら準備を進められます。標準的なスケジュールで進めたい派(8ヶ月前スタート)
最も一般的な準備期間です。情報収集から会場決定、打ち合わせまで、無理のないペースで効率良く段取りを進めることができます。スピーディーに進めたい派(半年〜3ヶ月前スタート)
仕事の都合や授かり婚などで準備期間が限られているカップル向けです。ただし、希望の会場や衣装の選択肢が少なくなる可能性はあります。空いている日程から会場を決めるなど、柔軟な判断が求められます。
【時期別】和婚の準備スケジュール完全マニュアル|やることリスト付き
ここからは、和婚の準備を「いつから、何をすれば良いのか」が具体的にわかるよう、時期別のスケジュールとタスクリストをご紹介します。おふたりのペースに合わせて調整しながら、段取りの参考にしてください。

12ヶ月〜8ヶ月前:土台作りの最重要期間!会場・衣装選び
和婚の準備期間で最も重要ともいえる、土台作りの時期です。人気の神社や料亭は1年以上前から予約が埋まることも珍しくありません。理想の結婚式を叶えるため、早めに動き出しましょう。
【やることリスト】
- 両家への挨拶・顔合わせ、結納の実施
- 結婚式の日取り・エリア・予算の決定
- 会場の情報収集と比較検討(神社の下見、ブライダルフェア参加など)
- 挙式会場と披露宴会場の組み合わせを検討(神社+料亭など)
- 会場の決定・予約
- 衣装の情報収集・試着開始
- カメラマンやヘアメイクアップアーティストの検討
7ヶ月〜4ヶ月前:ゲストをおもてなしする準備
会場と衣装という大きな柱が決まったら、次はお招きするゲストに関する準備を進めていきます。招待状の発送時期から逆算して計画的に進めましょう。
【やることリスト】
- 招待客のリストアップ
- 主賓・乾杯の挨拶、受付などの依頼
- 招待状のデザイン決定・発注・発送
- 料理・引出物・引菓子の検討
- 和婚の前撮りの検討・予約(桜や紅葉など特定の季節は早めの予約が安心)
3ヶ月〜2ヶ月前:結婚式当日のイメージを具体化
結婚式当日まで約3ヶ月。会場プランナーとの打ち合わせも本格化し、当日の流れや演出など、細かい内容を具体的に決めていく時期です。
【やることリスト】
- 当日のプログラム(進行)の決定
- 三三九度など儀式の内容確認
- 鏡開き、餅つきなど和の演出の検討
- BGM、会場装花、テーブルコーディネートの決定
- 司会者との打ち合わせ
- ウェディングケーキまたは和風デザインのケーキを検討
- ヘアメイクリハーサルの実施
1ヶ月前〜直前:最終確認と心身の仕上げ
いよいよ準備も大詰めです。やるべきことは多岐にわたりますが、リストを活用して一つひとつ着実にクリアしていきましょう。体調管理も大切な準備の一つです。
【やることリスト】
- 招待状の返信をもとに出席者を最終確定
- 席次表・席札などのペーパーアイテムの最終校正・印刷
- 料理・引出物の最終決定と個数発注
- 衣装の最終フィッティング
- 親への手紙や謝辞の準備
- お車代・心付け(お礼)の準備
- 当日の持ち物チェックリスト作成
- ブライダルエステやシェービング、ネイルケア
和婚ならではの準備のポイントと注意点|スムーズに進めるコツ
一般的な結婚準備に加え、和婚だからこそ押さえておきたい特有のポイントがあります。洋婚とは異なる段取りや注意点を事前に知っておくことで、準備をよりスムーズに進められます。

神社・式場とのやり取りで押さえるべきこと
神社で挙式を行う場合、会場のプランナーとは別に、神社の担当者とのやり取りが発生します。
まず確認したいのが「初穂料(はつほりょう)」です。これは挙式の謝礼として神社に納めるお金で、洋婚の挙式料にあたります。相場は5万円〜20万円程度と神社によって異なるため、事前に必ず確認しましょう。納める際は、紅白の蝶結びの水引がついたのし袋に入れ、新札で用意するのがマナーです。
また、挙式と披露宴の会場が異なる場合は、当日の移動手段や時間配分、ゲストの誘導方法などを両方の担当者としっかり連携を取りながら決めていく必要があります。
和装ならではの衣装準備と美容ケア
和装は白無垢、色打掛、引振袖など種類が様々で、掛下(打掛の下に着る着物)や筥迫(はこせこ)といった小物の色合わせも楽しみの一つでしょう。
特に重要なのが、ヘアメイクリハーサルです。日本髪のかつらを合わせる「かつら合わせ」は、顔の輪郭に合うか、重さに耐えられるかなどを確認する大切な機会。地毛で日本髪を結う「地毛結い」を希望する場合は、必要な髪の長さがあるか、早めに美容担当者へ相談しましょう。また、和装はうなじが美しく見えるため、ブライダルシェービングで襟足をきれいに整えておくことをおすすめします。
親族中心だからこそ大切な「親族紹介」
和婚は家と家との結びつきを重んじる意味合いが強く、親族中心の式になることが多いため、「親族紹介」は大切な儀式の一つです。
進行方法は、両家の代表者(主に父親)が親族を一人ひとり紹介する「代表者形式」と、それぞれが自己紹介する「自己紹介形式」があります。事前にどちらの形式にするか、両家で話し合っておくと当日がスムーズです。
先輩カップルの声|やってよかったこと・後悔したこと
【やってよかったこと】
- 「両家の両親と一緒に事前に神社を見学しました。厳かな雰囲気を肌で感じてもらい、当日の流れもイメージできて安心してもらえました。」
- 「和装での歩き方や座り方、お辞儀の仕方を動画で見て練習しました。当日少し意識するだけで、写真写りが格段に良くなりました。」
【後悔したこと】
- 「地毛結いに憧れていましたが、髪の長さが足りず断念。もっと早くから伸ばしておけばよかったです…。」
- 「初穂料を新札で用意するのを忘れ、当日の朝に銀行へ駆け込むことになり慌ててしまいました。」

理想の和婚を実現するために、今日から始める第一歩
和婚の準備には特有のポイントがいくつもありますが、この記事を通して具体的なスケジュールと段取りが見えてきたことでしょう。理想の和婚を実現するための成功の鍵は、実はとてもシンプルです。
成功の鍵は「早さ」と「計画性」
和婚で成功する鍵は「早めの情報収集」と「計画的な段取り」です。人気の由緒正しい神社や料亭、職人が手掛けた美しい衣装は、一点物が多いため早い者勝ちになることがほとんどです。
早くから情報収集を始めることで、以下の大きなメリットが生まれます。
- 希望の日程や会場を選びやすくなる
- 豊富な選択肢の中から理想の衣装を見つけられる
- 予算計画に余裕が生まれ、費用を比較検討できる
このマニュアルを参考に、一つひとつの準備を楽しみながら着実に進めていきましょう。
まずは「二人の理想」を語り合うことから
しかし、準備の本当の第一歩は、お二人で理想の結婚式についてゆっくりと語り合う時間を持つことです。リラックスした雰囲気で、こんなことを話し合ってみてはいかがでしょう。
- どんな雰囲気の結婚式にしたい?(厳か、アットホーム、華やかなど)
- 誰を招待して、感謝の気持ちを伝えたい?
- 絶対にこだわりたいポイントはどこ?(衣装、料理、写真など)
- お互いの家族は、どんな結婚式を望んでいると思う?
この対話を通じてお二人の価値観や結婚式に対する想いを共有することが、今後のあらゆる選択におけるブレない軸となります。この話し合いが、お二人だけの和婚準備における、記念すべき最初のページとなるでしょう。
伝統と格式を重んじながら、お二人らしさを表現できるのが和婚の最大の魅力です。これから始まる準備期間そのものも、未来へと続くかけがえのない思い出になります。ぜひ今日から、その一歩を踏み出してみてください。