2026.02.23

【2026年】「和婚は大変」は誤解?費用・準備5つの違い


「大変そう」で諦めないで。憧れの和婚、その不安を解消します




白無垢や色打掛をまとい、由緒ある神社や趣のある会場で誓いを立てる「和婚」。その伝統的な美しさに憧れつつも、「なんだか大変そう…」という漠然とした不安から、一歩踏み出せずにいるカップルも多いのではないでしょうか。




特に、和婚を検討する方が抱きがちな不安は、主に次の3つです。





  • 準備の複雑さ: 洋装ウェディングより手配が多く、特別な知識が必要なのでは?

  • 費用の高さ: 伝統的な衣裳や格式ある会場は、すべてが高額になりそう。

  • しきたりの堅苦しさ: 厳格な作法が多く、自分たちもゲストも窮屈に感じてしまうかも。




こうしたイメージが先行し、憧れだった和婚を「自分たちにはハードルが高い」と諦めてしまうのは、とてももったいないことです。




実は、その不安の多くは少しの誤解から生まれています。現代の和婚は多様化しており、準備の進め方から費用、当日の雰囲気まで、お二人の希望に合わせて柔軟にプランニングできます。




この記事では、「和婚は大変」というイメージの裏側にある真実を、洋装ウェディングとの比較を交えながら具体的に解説します。準備期間、費用相場、衣裳選び、当日の流れまで、リアルな情報を知ることで、漠然とした不安は「私たちにもできるかも!」という確信に変わるはずです。憧れを諦める前に、まずは和婚の「今」を知ることから始めましょう。




「和婚は大変」の正体は?よくある5つの誤解と真実




「大変そう」というイメージの正体を、具体的な5つのポイントから紐解いていきましょう。多くのカップルが抱く不安は、少しの情報不足からくる誤解かもしれません。




誤解1:費用がとにかく高い




「伝統的な衣裳や格式ある神社での挙式は高額」というイメージは根強いですが、実際には選択肢次第で費用は大きく変わります。




神社での挙式にかかる初穂料は5万円〜20万円が相場です。和装もレンタルプランを賢く利用すれば、20万円〜50万円程度に抑えられます。挙式と親族との食事会のみといったシンプルなプランなら、総額を抑えつつアットホームな和婚が実現可能です。これは、洋装ウェディングで会場やドレスにこだわれば費用が上がるのと同じように、和婚もお二人の予算に合わせて柔軟に計画できるということです。




誤解2:準備が複雑で専門知識が必要




神社とのやり取りや独特のしきたりなど、「自分たちだけで進めるのは難しそう」と感じる必要はありません。




現在では、多くの結婚式場が提携神社での挙式を含む「和婚プラン」を用意しています。専属プランナーが神社との連絡から当日の段取りまで一括でサポートしてくれるため、お二人の負担は大きく軽減されます。また、和婚専門のプロデュース会社に依頼すれば、会場探しから衣裳選び、当日の運営までトータルで任せることができ、専門知識がなくてもスムーズに準備を進められます。




誤解3:衣裳(和装)は選択肢が少なく窮屈




和装は白無垢のイメージが強いですが、「重くて動きにくい」「個性を出しにくい」というのは、今や過去のイメージです。




実際には、豪華絢爛な「色打掛」や、花嫁の振袖である「引振袖」など多彩な種類があります。最近では、オーガンジーなどの軽い素材で仕立てられたモダンな打掛や、洋髪やブーケを合わせた自由なコーディネートも人気です。着付けの技術も進化しており、経験豊富な着付け師であれば、見た目の美しさはもちろん、比較的楽に過ごせるよう配慮してくれます。







「和婚は大変」って本当?よくある誤解と洋装ウェディングとの違い - 1



誤解4:雰囲気が堅苦しくて楽しめない




神前式は厳粛な儀式ですが、それが「終始堅苦しく、ゲストも退屈させてしまう」というわけではありません。




むしろ、挙式が厳かであるからこそ、その後の披露宴や会食パーティーとのメリハリが生まれ、より印象深い一日になります。鏡開きやだるまの目入れ、和楽器の生演奏といった和の演出を取り入れたり、和モダンなレストランでカジュアルなパーティーを開いたりと、おもてなしの形は自由自在。厳粛な誓いの時間と、和やかな祝宴の時間を組み合わせることで、心に残る一日を創り上げることができます。




誤解5:ゲストへの配慮が大変




「親族は留袖を着るべき?」「年配のゲストが過ごしやすいか心配」といったゲストへの配慮も、ポイントを押さえれば難しくありません。




ゲストの服装は、洋装(フォーマルなドレスやスーツ)で全く問題ありません。招待状に「どうぞ平服でお越しください」と一言添えるだけで、ゲストの負担を軽くできます。また、会場選びの際に、バリアフリー対応の有無や駅からのアクセスを確認しておくことは、どの年代のゲストにも安心して参列してもらうための大切な配慮です。これは洋装ウェディングでも同様に重要なポイントです。




【一覧比較】和婚と洋装、どっちが合ってる?費用・準備・当日の流れの違い




和婚への誤解が解けたところで、洋装ウェディングと具体的に何が違うのかを比較してみましょう。お二人の価値観や理想の結婚式のイメージと照らし合わせ、どちらがよりフィットするかを考えるヒントにしてください。










































比較項目和婚洋装ウェディング
会場神社、専門式場内の神殿、料亭、ホテルなど。厳かで伝統的な雰囲気。教会、チャペル、専門式場、ホテル、レストラン、ゲストハウスなど。選択肢が非常に豊富。
衣裳白無垢、色打掛、引振袖など。格式高く、日本の伝統美が魅力。ウェディングドレス、カラードレスなど。デザインや素材が多彩で、個性を表現しやすい。
挙式スタイル神前式、仏前式が中心。主に親族のみが参列する厳粛な儀式。キリスト教式、人前式が中心。友人など多くのゲストが参列でき、自由度が高い。
費用衣裳代が高くなる傾向。ただし、挙式のみなら費用を抑えることも可能。会場や衣裳の選択肢が広く、予算に合わせて調整しやすい。手作りアイテムも映える。
準備の進め方会場(神社など)と提携している業者に依頼することが多く、選択肢が絞られる場合がある。自由度が高い分、決めるべき項目が多い。プランナーとの相性が重要になる。
当日の流れ新婦の着付け・ヘアメイクに時間がかかる(約2時間〜)。挙式と披露宴会場の移動が発生する場合も。新婦の着付け・ヘアメイクは比較的短い(約1.5時間〜)。会場内で完結するスタイルが多い。



費用と準備の手間は「自由度」の違いから




比較表を見ると、和婚が「大変」と感じられる部分もあるかもしれません。費用面では和装のレンタル料がドレスより高価な傾向にありますが、洋装でもブランドドレスを選べば費用は上がります。総額は、お二人が何にこだわるかによって大きく変わるため、一概に「和婚が高い」とは言えません。




準備の進め方については、洋装ウェディングは選択肢が多く自由度が高い反面、「決めることが多すぎて疲れてしまった」という声も聞かれます。一方、和婚は提携先がある程度決まっていることが多く、選択肢が絞られる分、迷う要素が少なくスムーズに準備が進むというメリットもあります。







「和婚は大変」って本当?よくある誤解と洋装ウェディングとの違い - 2



当日のゲストへの配慮も忘れずに




当日のスケジュールで大きな違いは「移動」の有無です。神社で挙式を行い、別の料亭やレストランで披露宴をする場合、ゲストにも移動をお願いすることになります。特にご年配の方や小さなお子様連れのゲストが多い場合は、移動手段の手配や時間配分への配慮が重要です。




その点、ゲストハウスやホテルウェディングは、挙式から披露宴までを同じ施設内で行えるため、ゲストの負担が少ないのが魅力です。どちらのスタイルを選ぶにしても、ゲストの顔ぶれを思い浮かべながら検討することが、満足度の高い一日に繋がります。




誤解を乗り越え、二人らしい和のウェディングを叶えるために




洋装ウェディングとの比較を通して、和婚ならではの特徴が見えてきたことでしょう。「大変そう」と感じる部分も、事前の情報収集と計画次第で乗り越えられます。「費用が高い」「準備が複雑」といったイメージは、一面的な見方から生まれた誤解であることが少なくありません。先入観で諦めるのではなく、お二人にとっての真実を見極めることが大切です。




「大変」の先にある、和婚ならではの価値




準備には手間がかかることもありますが、その先には和婚でしか味わえない、かけがえのない時間が待っています。




白無垢や色打掛といった日本の伝統衣裳に身を包み、凛とした空気が漂う神社の境内を歩む。三三九度の盃を交わし、玉串を奉納する一つひとつの儀式には、古くから受け継がれてきた家と家の結びつきを尊ぶ心が込められています。それはご両親やご親族にとっても感慨深い瞬間となり、家族の絆を改めて深く感じる一日となるでしょう。




流行に左右されない伝統美に包まれた時間は、何年経っても色褪せない特別な思い出としてお二人の心に刻まれます。この感動こそが、「大変」と感じる部分を補って余りある、和婚最大の魅力なのです。




不安を解消し、理想の和婚への第一歩を踏み出すには




「和婚も素敵かもしれない」と感じたら、ぜひ次の一歩を踏み出してみましょう。漠然とした不安は、具体的な情報を得ることで解消されていきます。





  • 1. 理想のイメージを集める
    SNSや結婚情報サイトで「#和婚」「#神社挙式」「#和装花嫁」などのキーワードで検索し、実際のカップルの写真や体験談からインスピレーションを得ましょう。どんな衣裳が着たいか、どんな雰囲気の会場が良いか、具体的なイメージが湧いてきます。





  • 2. 和婚に強いプロに相談する
    和婚専門のプランナーや、神社・結婚式場が開催するブライダルフェアに参加するのがおすすめです。費用や準備について専門家から直接詳しい話を聞くことで、疑問や不安をその場で解決できます。





  • 3. お二人で「大切にしたいこと」を話し合う
    「厳かな雰囲気を重視したい」「家族との時間をゆっくり過ごしたい」など、結婚式で何を一番大切にしたいかをお二人で話し合ってみてください。軸が定まることで、会場選びや準備の進め方もスムーズになります。






「和婚は大変」というイメージは、もう過去のものです。正しい情報を集め、計画的に準備を進めれば、お二人らしい理想の和のウェディングは必ず叶えられます。情報収集やイメージを膨らませる時間も、すべてがお二人にとってかけがえのない準備期間となるはずです。






つばさ

神社挙式・和婚ウェディングプランナー。地元にある神社の御祭神を先祖に持つ家系に生まれ、神道と関わりを持って育つ。知識や経験を活かし年間400組以上のウェデイングをお手伝いしています。伊勢神宮・靖國神社の崇敬会にも所属。この記事では神社・和婚の素晴らしさを分かりやすく伝えて参ります。